映画「レディプレイヤーワン」 ~感想

レディプレイヤーワンを観ました。

 

パシフィックリム(新作の方は未だ観てません)を観た時と同じ日本愛を感じ楽しめました。

 

ネタバレは無しの感想です。

 

あらすじは、現在のVR技術がより進歩し様々な事がVR世界で実現出来る様になった近未来、そしてそのVRの世界がネットで繋がっている広大な仮想世界<オアシス>、
現実世界での家庭環境、貧困から逃避している主人公もそこの住人となっています。
その<オアシス>では創設者であるハリデーが遺した<オアシス>諸々の権限を懸けた
争奪戦が主人公やその仲間、そしてVR最大手の企業とで行われるという内容となっています。

 

あらすじからも分かる様に主な舞台は仮想世界<オアシス>(以下便宜上「電脳空間」)
となります。ほぼフルCGと言っても良い程です。
(感覚的に(特に序盤)、電脳空間と現実世界の比は8:2くらいではないかと思います)

 

それで思ったのはCGの使い方の逆転?の発想が面白いなと感じました。
通常、CGは実写・現実に近づける様に、違和感がない様にと作られますが
この作品では電脳空間が主な舞台となるので現実の空間に縛られずに様々なキャラクターがアニメ・特撮そのものと同じ様に動き回れます。電脳空間の中と割り切ってCGをCGとして扱いリアルに近づける事を行う必要がなくCGで好き放題暴れ回るのが観ていて気持ち良いです。

 

スピルバーグってこんなに日本好きだったんだなぁと感じたのですが、
某検索サイトの映画レビューで原作本と比較したレビューを読んだところ
どうやら日本愛があるのは原作者の方でスピルバーグはそうでもないのかなと感じられました。

 

しかし、これだけの様々キャラクターが一つの映画作品に出る事が可能になったのは
各企業から許可が下りたのは(ウルトラマンは残念ですが)
スピルバーグ」というビッグネームがあったからではとも思われます。

レディプレイヤーワンやパシフィックリムの様な映画が増えていけば良いなと思います。

 

(2018年06月06日02:02 mixi日記投稿分)