アニメ「ここ最近一気観したアニメ」

録り貯めしていたアニメをコロナ自粛期間中のGWとここ2~3週間で一気観しました。
以下、多少のネタバレを含む感想となります。

 

基本的には、『面白い!』『つまらない!』とどちらにも大きく傾く事がなかった、可もなく不可もなく・毒にも薬にもならない様な作品ばかりでしたので簡単に感想を書き連ねます。

 

・「ベルセルク」(2016,2017)
作画が良い。特に2期目が極まったって感じで良かったですね。
原作漫画が面白いので話も普通に面白かったです。

 

1巻からのリメイクだと思っていたのですが昔のアニメ(蝕のエピソード)の続きからなのね。ベルセルクは「蝕」の絶望感が半端なく漫画・アニメ共に今でも強く印象に残ってますね。

 


・「ドリフターズ」(2016)
作画が良い。それだけって感じの作品でした。
お話的にもキャラ的にもあまり惹かれるところはなかったです。

 


・「甲鉄城のカバネリ」(2016)
作画は良い。お話がダメ。マイナス評価の作品となります。
別枠で書きます。

 


・「ReLIFE」(2016)
設定にかなり無理があると感じだけど、普通に楽しめた作品。
しかし、主人公の設定(過去会社を辞めた理由)はもっと早く描くべきだったと思います。6,7話辺りまで描かれなかったので、それまでの間主人公は根性のないダメ男のイメージでした。そこの構成が惜しい、もったいないと感じました。
原作漫画がつい最近完結したらしいので続きのアニメ作られないかなぁと思っていますが多分ないでしょうね。
声優にえらく力が入ってるなと感じた作品でした。おそらく名前もないチョイ役に中尾隆聖さんや三木眞が居たのに驚きましたね。

 


・「プリンセスコネクト!Re:Dive」(2020)
作画が良いですねぇ。お金あるのねCygames、と感じた作品でした。おそらくゲームでの主人公?であるユウキを、極力喋らせない、キャラクターを描かない、敢えて無個性に描くという方法で女性キャラ達の可愛さ・魅力を追求した見せ方は成功していると思います。そこが新鮮で面白かったですね。
魅力たっぷりに描けていてこのアニメ観てゲームを始めようとする人も確実に居ると思う、かく言う自分もちょっとゲームに興味持ちました。

 

あと、物語とは関係ないところでちょっと気になったのがOPの歌詞の事。「バッドエンドのその先に」という歌詞、あの曲調でネガティブイメージの言葉が相応しくないなと感じました。「ハッピーエンドのその先に」の後に「バッドエンド」という歌詞は物語的に合ってるのかもしれませんが(原作ゲームをやった事ないので分かりかねますが)、ハッピーエンドと対をなす言葉ではないけれどトゥルーエンドとか使えなかったのかしらと気になったのでした…

 


・「社長、バトルの時間です!」(2020)
タイトルから想像していたものとは違った作品でした。タイトルから想像していたのは遊戯王の海馬社長だったので、海馬をパロッた作品だと思っていました。
が、ソシャゲ原作アニメでした。タイトルからして失敗してるでしょ…これ、何を思ってこのタイトル付けたんだろか?ケロロ軍曹だけが見所かな。

 


・「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった」(2020)
これもタイトルから想像していたのとは違った作品でした。もっとメタメタした作品だと思っていたのですが、5、6話辺りでキャラが出揃ってからは、王道の乙女ゲームアニメの展開となります(みんな主人公の事大好き)。最初の導入こそ変化球ではありますが途中からは王道展開ですね。つまらないという事は決してなく面白かったのですが想像していた様な作品ではありませんでしたね。


想像していたのは主人公はもっと打算的なイや~なひねくれた性格の人物だと考えていました。物語序盤、弟と仲良くなる話でも主人公は心の内で「お前に優しくするのは私自身のためなんだよケケケ」みたいな事を常に考えている人物像を想像していたのですが、基本的に良い子ちゃんなので王道の乙女ゲーム展開よろしく進んでいきます。


物語の中盤時点でもうみんな主人公の事大好き状態なので、この先の展開、波が起こらんだろうどうするんだろうと不安に思っていたのですが、なるほど、ゲーム2週目以降(もしくはある条件を満たす事で)攻略対象となる隠しキャラを最後に持ってくる展開にも納得です。

 

王道展開以外のところでは、ゲームの世界?に転生する点や前世での友達も転生している点については考察の余地があり面白いですね。
主人公一人だけであれば「ゲームの世界に転生した」という事も、「そういう設定だ」とまぁ納得できるのですが、前世での友達もゲーム転生(おそらく同時期に死亡して転生したのではなく天寿を全うした後、転生したと考えています)しているとなると少し考える必要があるのです…。主人公(+前世の友達)が転生した世界はゲームの世界などではなくどこかに存在する異世界なのではないかという…。
主人公がプレイしていたゲームは全くの創作の話ではなく、異世界で「誰か」が体験・見聞きした物語であり、主人公とは逆に異世界からこちらの世界に転生してきた「誰か」の話をベースにしているゲームなのでは、という考察です。


まぁ全くの妄想与太話でおそらく本編に何の影響もない事なので明かされる事もないでしょうけど…。
取り敢えず、2期が決まっている様ですが、展開はどうなるんでしょうか?ゲームに続編があったという話なのでしょうか?しかしカタリナの話は終わっているはずなのでどうなるのか気になりますね。

以上


(2020年07月13日23:29mixi日記投稿分)