アニメ「天地創造デザイン部」 ~感想

録り貯めしていたアニメ「天地創造デザイン部」を一気観しました。
以下、多少のネタバレを含む感想となります。


話の内容は冒頭の説明部分で理解したのですが、
その詳細設定が良く分からない、ガバガバなんじゃないかと思われます。

 

例えば初っ端に出てくる「ペガサス」のデザイン、
初デザインのはずなのに、周りのスタッフから「ペガサスじゃないですか」と
既に名前まで付いている状態で、みんな知ってる様子…
え?どういう事?今まで存在しなかった動物を創造しようとしてんじゃないの?
設定が良く分からんな?
また他には、オタマジャクシ、カエルは既に存在していたり、アリも既に存在していてる状態でアリクイを創造…など
第1話の時点で既に何が創造済みなのか、ベースになるものがどこまで創造されているのか良く分からない状態なのです。


さらに、人は当然まだいない状態のはずが、マラソンの概念が既に存在していたりと詰めが甘いというかボッコボコなのです。
(まぁここはギャグかも知れませんが…しかしギャグとしても面白くなくマラソンで例える必然性も全くないのですがね)

 

あと、この作品は突然変異種、自然淘汰についてはどう考えているのでしょうか。
同じ生物・種族でありながら突然変異として生まれてくる形・デザインの違った動物…、
そして、環境に適した種/変異種のみが生き残る・淘汰されるという事について、
デザインを採用/不採用を決定した部署はどう思っているのか?その意義は?
なんかもう第1話の時点で、最初の大枠の設定が作られているだけで、詳細が全く詰められていないガバガバ設定の作品の気がしました。

ちょっと期待していただけにガッカリのスタートでしたね。
なんか原作者は3人?居るみたいなのに、3人もいて「ここはおかしくないか?」「ココはこうした方が良いだろう」みたいに遣り取りしてもう少し設定詰められんかったのかしら…


基本、第1話で感じた事
「あれ、この生物はもういるんだ」「あの生物はまだいないのか」「アレがないのにコレはあるのか」
を最終話まで感じる事となります。


教育系のアニメとしても造り甘い、詰めが甘いと感じる、しかし貶すほどでもない
可もなく不可もなくの評価となります。


以上