アニメ「ひぐらしのなく頃に業」 ~感想

録り貯めしていたアニメ「ひぐらしのなく頃に業」を一気観しました。
以下、多少のネタバレを含む感想となります。

 

面白さが全く分からん作品。評価として限りなく「不可」寄りの可もなく不可もなくな作品。
旧シリーズも観たけど、何故この作品が面白い?と評価されている?のか、なぜ続編が作られているのか理由が分からない作品です。
グロイのが好きな人に刺さってんか?別にグロありだから嫌いという様な理由で評価しないのではありません。

 

この作品は旧シリーズから同じ作りですが、4話か5話ずつくらいの○○編というのが5,6エピソードで構成された2クール作品となります。
そして、この分けて語られる○○編は基本的に繋がりがありません。まず、それが好きくない構成・造りなのです。
○○編で話が変わる度に、物語の中心となる人物やキャラの関係性がリセットされ、新たな展開、違う結末が描かれる話となります。
これが、もし一見なんの関係もないエピソードが最終話まで観たときに、全てが「綺麗に」繋がり~なるほど!?そうだったのか!?~みたいな驚きや仕掛けがあるという構成なら良いのですが、最後まで観ても結局ハッキリとは分からず、
「○○編」、「△△編」と分けて語る意味…物語の真相・秘密を小出しにしている以外に意味がないその構成、そして、別に話が最後で綺麗に一つにまとまるという事もないその無意味な構成が全く好きくないのです。

(この「ひぐらし~」と同じ頃の作品(原作)、「Fate」の構成は「ひぐらし~」と違い、綺麗ですよねぇ…UBW観たときは、おぉすげえな最初からこの構成・設定(主人公とアーチャーの関係)してたんだと驚きましたよ)

 

続編が出る度に増える新しい設定、新しいキャラ…。継ぎはぎだらけの物語は綺麗とは程遠い、汚らしい見るに堪えないものになって行きます…。
昔からタイトルを聞いてた作品だけど、何故これが評価されてるか、何故リメイクされているのか理解できないんですよね。

郷壊し編なんか、特に長くて…どうせまたリセットされるんだろ?早よ終われよと思いながら観ていました。

 

また新しいシリーズが始まるようですが、もはや綺麗に物語を畳む事なんてできないしょう…期待もしていない。

 

以上