アニメ「転スラ日記」 ~感想

録り貯めしていたアニメ「転スラ日記」を一気観しました。
以下、多少のネタバレを含む感想となります。


きつかった…完走するのがきつかった作品。
ギャグ作品としてもスピンオフ作品としても弱い、苦行の30分×12話でした。

 

この「転スラ日記」描いてる人、おそらくギャグセンスがないんだろうね、壊滅的に…。
ギャグ作品としてやるんだったらもっと思い切って・振り切って色々やらないと。。。
元の転スラの登場キャラ自体がそもそもそんなに強い個性のキャラクター達じゃないからねえ…、
キャラクターが持ってる趣味嗜好の一部を切り取りシャープに、誇張・デフォルメして描くとかしないとダメなのに、
なんか元のキャラに寄せようとしているのか、本編のキャラクターと乖離し過ぎない様に気を遣っているのか、ギャグ作品として振り切ってないのよねえ。

 

またスピンオフとして見た場合も弱い…。
本編の裏で「実はこんな事が起きてました!」や「このキャラクターは本編ではあまり描かれてなかったけど実はこういう裏設定があり~」みたいな
この作品を観る事でキャラへの愛が深まったり、本編の裏で実はもう一つ燃える戦い・別の重要な戦いが繰り広げられていた…という様な内容が語られる作品ではありません、今作は。
ただ、あってもなくてもどうでもいい様な日常系の話が続くだけなのです。
スピンオフ作品に期待してるのってそういうのじゃないだろ!

ギャグ作品としてやるならもっと振り切ってギャグやれよと思うしスピンオフ作品としてやるにはもっと意味のあるストーリにしろよ、と
ギャグとしてもスピンオフとしても弱い作品だったのでした。


あと、制作会社が違うので多少キャラデザ違うのまぁ許容範囲だけど、ハクロウはちょっとダメじゃない?あれ?こんなんだったけ?とパッと見分かるほど違うからね、口髭の部分。そんな違和感感じるほど変えちゃダメでしょ、直ぐ後にまた2期2部も控えてるのに混乱するわ…もしかしたら原作漫画?のデザインからのキャラデザなのかもしれないけど、後のこと考えて寄せようよ…と思いました。


作品全体の感想としては、苦行アニメだった事もあって限りなく「不可」寄りの可もなく不可もなくな作品となります。


以上

 

※追記…制作会社違うのかと思ったら同じでした。なら尚の事キャラデザ統一しないとダメでしょ…