アニメ「魔法科高校の優等生」 ~感想

録り貯めしていたアニメ「魔法科高校の優等生」を一気観しました。
以下、多少のネタバレを含む感想となります。

 

う~ん、スピンオフとして失敗してんじゃないの?という作品。
妹が主人公のはず、なんだけど、ねぇ…。

 

スピンオフ作品としてやはりダメな点それは、「お兄様」を出し過ぎ、なんですよね。
そりゃね、一緒に暮らしてるし、同じ学校に通ってるし、お兄様好き好きだから
作品に出ない方が不自然で、出さない訳にはいかないだろうけどさぁ…。

 

とある魔術の禁書目録」のスピンオフ「とある科学の超電磁砲」みたいに本編の主人公はスピンオフには極力登場させない様にしないと…。
そして登場させるなら満を持しての登場、で盛り上げるとかしないと…いけないのにこの作品は、ほぼ毎回事件解決にお兄様が出てくるからね、スピンオフ感がないのよ。

 

冒頭にも述べた様に、一緒に生活してるし、妹が危なくなったら向こうから勝手に出てくる「お兄様」だから出さない方が難しい…のも分かりますが、
もう少し「お兄様」の見せ方・登場のさせ方を考えないと…スピンオフ作品としてつまらないですよ。

 

話の内容としても、妹の意外な一面が見れる、という様な物語でもなくただただ本編「~劣等生」の視点・目線(主人公)が「お兄様」から「妹」に変わっただけで内容は「~劣等生」のまんまなんですよね(お兄様が無双して、妹が「さすがです」…の作品)…ホントこれはスピンオフの意味がない作品だわね。なんでこんな作品造っちゃったんだろう…とさえ思ってしまいます。

 

あとは、作画についても…。
本編「~劣等生」が良作画だけにこの作品の作画が悪く見えてしまいます…。そんなに悪くはないはずなんですけどね。

 

作品の評価としては可もなく不可もなくとなります。


以上