アニメ「100万の命の上に俺は立っている 第2シーズン」 ~感想

録り貯めしていたアニメ「100万の命の上に俺は立っている 第2シーズン」を一気観しました。
以下、多少のネタバレを含む感想となります。


第2シーズン観ましたが、「第1シーズンの感想」でも書いた様にその感想は変わらずやはり好きくない作品。
以前(第1シーズンの感想)と同じ感想を書くけど、
物語にしてもキャラクターにしても薄っぺらい作品…
この作者は本当にこれで物語・キャラクターが構成できてると思ってるのかね…と改めて感じます。

 

話は○○編、△△編みたいな構成でそれぞれ別のクエストで別の登場人物、物語が展開されるのですが…。
その○○編、△△編の中での、ゲスト登場キャラクターの過去話であったり、そのキャラの「死」であったりが薄っぺらすぎるのよね。そのゲスト登場キャラの「死」に主人公キャラ達は泣いたりしてんだけど、ポッと出のキャラの「死」に観てるこちらは何の感情も動かんから主人公達の悲しみのシーンが滑稽とは言わんけど無感情に流れて行くんですよね。

 

ゲストキャラを出してその「死」に悲しみを伴わせたいなら、せめて1クールはキャラを描いてからにしないと…。
たとえばそれは「ソードアート・オンライン アリシゼーション」のユージオみたいにね。まぁ、あそこまで(2クール/4クール)はやらんでいいけど、せめて1クールでじっくりキャラを描いて、その「死」を悲しみを描かないと…。

 

ホントこの作者は、過去話をちょろっと語らせただけでキャラが描けてると思っているのか?
そんなキャラの描き方で物語が造れると思っているのか?本当にこれで構成できてると思っているのかね、という感想なのです。


あとついで言わせてもらうなら、物語、キャラクターだけでなく画も酷い…。
20年前の深夜アニメのクオリティですよ。

 

話もキャラクターも画も酷い残念な作品でしたよ。


また、主人公の仲間のキャラクターも前回に引き続き酷い…。
薄っぺらいキャラなので面白味も何もなくただ「戦力」としての意味しか仲間キャラクターの意味がありません。
「キャラクター」として成立してないのですよ…。ホントこの作者はこれで(以下略)。


あと、第2シーズンの第1話観ていて驚いたのが、第1シーズンの話、ほとんど覚えてなかったよ(8割ほど記憶から消えてるね)、という事。
そんな5年も10年も前の作品じゃないのにね…。
それは自分にとってこの作品がよほど記憶に残らない、箸にも棒にも掛からない作品だったという事ですね。


作品の評価としては、前回と同様「不可」の評価となります。


以上