録り貯めしていたアニメ「EDENS ZERO」を一気観しました。
以下、多少のネタバレを含む感想となります。
「RAVE」や「FAIRY TAIL」の作者、真島ヒロ原作漫画の作品。
真島ヒロ…ねぇ、嫌いとか全くダメとかじゃないけどあまり好きじゃないのよね。
何というか、設定や発想が、幼稚なのよね…。
今作でいえば「B・キューバー」の設定とか、もう…、小学生や中学生が描く漫画の発想ですよ。(「RAVE」で言えば「デーモンガード」が「デーモンカード」になったとか、なんじゃそりゃって)
観ているこちらが恥ずかしくなる設定、発想なのです。
いや、これがね少年マガジン掲載の漫画ではなくコロコロコミック掲載の漫画なら全然良いのですが…。
自分の中のイメージでは、少年マガジンて少年ジャンプと比べて少し上の年齢層をターゲットしていた印象なんですよね。
少年ジャンプが小学生、中学生がメインターゲットだとしたら、少年マガジンは中学生、高校生ターゲットのイメージ。
それが、真島ヒロが「RAVE」の連載を始めた辺りから少年マガジンが年齢層を下げてきてる様な印象を受けています。
真島ヒロ…、話の盛り上げ所は分り易く作ってあり、構成が出来てないとか全くダメという事ではないのですが、
何というか知性を感じないというか、全体的にお子様向け、な感じなんですよね…。
本当に面白い作品を書く漫画家は、緻密に計算された物語構成、キャラ設定が巧く感心するんですけど、
真島ヒロ作品にはそれを全く感じない…いや貶めすほど造りが悪い訳ではないのですけどね、ホント小さなお子達向けなら全然良いと思うのですよ。
今作「EDENS ZERO」もやはり小さなお子達向けという感じを受け、「FAIRY TAIL」の様にもっと浅い時間にというか、土日の朝帯に放送すれば良いのにと感じました。
多少エロはあったりしますが朝帯でもまぁ問題ないでしょう(エロ、可愛さ、ギャグの狙いもあざとくて、ここでも小さいお子達向けだなと感じますね)
主人公の能力の設定、強さ設定についても色々疑問、納得できない事はありますが、まぁ小さなお子達向けの作品だと思えば多少は目を瞑る事が出来ます。
作品の評価としては、可もなく不可もなくとなります。
以上
