アニメ「takt op.Destiny」 ~感想

録り貯めしていたアニメ「takt op.Destiny」を一気観しました。
以下、多少のネタバレを含む感想となります。

 

作画、演出レベル高い、
キャラクターも描けてる、
1話1話の話も良い、
と、作画・演出面、キャラ、お話・脚本面全てにおいてレベル高い作品でした。

 

優秀なスタッフが揃っているのだろうなと感じました。

ただ良くないのは…
物語の設定・導入、コンセプトの部分。

音楽×バトル、
コンダクター、ムジカート
の設定、コンセプトが面白くない、設定が活きてない、巧くない(音楽とバトルが巧く絡んでいない)、つまらない。。。
(原作はゲームの様ですが、そのゲーム部分のコンセプトがつまらない)

そこ以外はレベルが高い優秀なスタッフが揃っているのに…なんと勿体ない事でしょう。

 

それは料理に例えるなら、
素材がつまらない、しょうもない物(なんとか最低限食べられる物?)を材料に
一流の料理人が調理してかなり良い料理が出来上がったという感じなのです。


一流料理人(プロのアニメーター)の業のおかげであんなしょうもない物から良くこれだけのものが作れたなぁと感心させられます。

 

まぁしかしいくら優秀なスタッフがどれだけ頑張っても、核となる部分がダメダメでは良作品まではなり得ないんですよね、


という事で作品の評価としては、可もなく不可もなくとなります。

核となる部分がもう少し面白かったら(ゲーム会社・広井王子が企画したコンセプト部分が面白かったら・巧く設定できていたら)間違いなく良アニメになったのですがね。。。ホント勿体ない。


以上