アニメ「闘神機ジーズフレーム」 ~感想

録り貯めしていたアニメ「闘神機ジーズフレーム」を一気観しました。
以下、多少のネタバレを含む感想となります。


OP、EDのクレジットを眺めてるとほぼほぼ10割、中国人の名前。
へぇ~この作品は中国制作のアニメなんだぁ、と思って観ていました。

 

確かに作品内でところどころに中国要素はあるけど、スタッフ名やらを見ずにお話の作り方や設定や作画だけを見てると、中国アニメとは分からない(作画が怪しい部分もあるけど、今の日本のアニメでも普通にあり得るレベル)、日本の中級・低級アニメと遜色ない内容だと感じました。
まぁしかし、1話内のお話の繋がりがおかしい…、異なるエピソードとエピソードを無理やりつなぎ合わせて1話1話を作っている様な~まるでゲームの小エピソードと小エピソードを継ぎはぎしたみたいな~不自然な造りを感じる事はあるのですがね…。

 

中国制作のアニメで、こんな日本のアニメみたいな設定・お話を作れるんだぁと感心していましたが、放送終了後、wikiでシリーズ構成・脚本を確認すると日本人でした…。なんだよ…、日本人が設定・お話を作って
アニメーション制作が中国の制作会社ってだけかよ!、と中国アニメが日本アニメの様な設定・物語を制作したと感心した事に対し損した気持ちになりましたよ。

 

純粋な中国制作アニメだったのであれば、お~中国アニメもこんな日本アニメの様な作品を製作できるまでになったんだと加点評価していのですが、日本人絡んでたのなら加点無しだわね…まぁどちらにしろ作品の評価としては、
可もなく不可もなくとなります、がね。。。

 


内容についてもう少々触れると、序盤と終盤のみあれば成り立つ構成になってるのもダメな造りですね。
中盤の話はあってもなくてもどうでも良い様な尺稼ぎみたいな話で、全12話ありますが不要な中盤の中だるみ回をゴソッと削ればおそらく1時間半~2時間くらいで纏まってしまいますよ…。
いやね、せめて中盤の話がキャラを深堀するような回になっていれば良かったのですが、ただキャラがワチャワチャしてるだけの中身のない回で中盤を無駄に消費するのですよ。
そんな纏めれば劇場作品として収まる様な物語を薄く薄く引き伸ばして1クールアニメを作るような構成やるなよな、とその綺麗くない構成に好感が持てず残念でしたね。


以上