録り貯めしていたアニメ「勇者パーティーにかわいい子がいたので、告白してみた。」を一気観しました。
以下、多少のネタバレを含む感想となります。
異世界転生物の「なろう系」な作品。主人公が転生した先が人間と対立している魔王側に属している魔族という事であり、魔王討伐へ来た勇者一行と対峙してその中の一人に一目ぼれしたという導入・設定から始まる物語となっています。
「なろう系」という事で特に何の期待もなく観始めたのでまぁ色々と設定が良く分からない、納得がない所がありますね、さすが「なろう系」クオリティという所でしょうか。
まず、実力的には魔王より強いという主人公なのですが、それでも魔王に従っている理由が魔王を倒してしまったら自分がトップになって煩わしいからみたい事が語られたのですが、その後の展開(魔王が勇者に倒された後に人間に変身して人間社会で暮らしている事)を考えたら…、いや普通に魔王健在時でも同じことできるだろ、というお話なのですよね。例えばこれが主人公は魔王の側近として転生したから魔王に逆らえなかった等の設定があればまだ納得したのですが、上述した様に倒そうと思えば倒せたみたいな事を語っていてなんか転生してから今までの間ずっと無駄に何をしてたんだろうな、何したいんだろうな、という感じなのですよね。
基本的には「なろう系」なので別に面白い構成や設定という事もなく、ほぼ波のないお話がご都合展開で続くだけの特に語ることもない物語作品となっています。
魔族である主人公は人間に変身して人間社会に潜り込み生活するのですが、その時に魔族だった時の部下達も一緒に人間に変身というか成りすまして生活することになるのですよね。主人公が一目ぼれしたヒロイン相手との関係を進める中で魔族部下たちのエピソードや他の勇者一行のエピソードが繰り広げられていきます。その中で魔族女と勇者一行の一人(人間男)との恋愛が描かれたりもしているのですが…、いや、魔族と人間という種族間の違いみたいなのはもっと悩まなくて良いの?と普通に疑問なのですが。
見た目が人間と近いからそんな簡単に種族間の壁は越えられる/OKとはならないでしょうに…。まぁそれは主人公(魔族男)とヒロイン(人間女)にしても同じ事なのですがもっと真剣に悩むべき問題だと思うのですが…、と納得がないのです。例えばこれがもし作中で人間と魔族の婚姻、混血みたいな事も有り得るみたいな設定が示されていれば/種族間の婚姻、出産が可能かどうかが示されていれば、前例が示される様なエピソードがあればまだ納得があったかと思うのですがそういうのもなかったですよね…。「なろう系」だからと言ってしまえばそれまでなのですがね。。。
途中でも語ったように、特に語るべき所もない「なろう系」特有の納得のない設定、展開のいつも通りの残念な造りの作品で、
作品の評価としては、可もなく不可もなくとなります。
以上