アニメ「女神のカフェテラス(第2期)」 ~感想

録り貯めしていたアニメ「女神のカフェテラス(第2期)」を一気観しました。
以下、多少のネタバレを含む感想となります。

 

 

(第1期感想)

瀬尾作品…やはり嫌いだなぁ俺には合わないなぁと改めて感じたそんな2期でした。

 

まずヒロインの一人である青髮ポニテ娘とその祖母の話。
その祖母が認知症っぽい感じで描かれて登場するのですが…、もうその時点で不快感・嫌悪感。。。
いやいやいや、ただヒロインの内の一人である青髮ポニテ娘の抱える問題・エピソードとしてだけで軽々しく認知症なんか扱うなよ…、その作者の考えが気持ち悪いしイライラするし全く納得がない…。


いえね、この作品が「認知症の家族と向き合い方」みたいなのをテーマに終始一貫して描いている作品であれば良いというか納得があるというか全然受け入れられるのですが、全くそうじゃないからね、ただのドタバタラブコメだからね…。
そんなドタバタラブコメジャンルの作品で「認知症の家族と向き合い方」みたいな重いテーマを安易にお気軽に扱っていい訳ないだろ…そこの感覚が作者にないというのが俺には全く納得がない、全く理解できない。


しかも、このエピソードの終わり方が「治らないやつ(症状)かと思っていたら治るやつでした」ってなんだよそれ、ホントふざけてるな!何だこのクソみたいなエピソード…「認知症」という症状で遊びやがって!実際に認知症で辛い思いをしている家族がいるだろうにそこに思いも至らず、それをこんなドタバタラブコメ作品の1エピソードとしてお話の山場づくりのためだけにギミックとしてアイテムとして玩具みたいに扱って遊びやがって…と作者のその無神経さ・配慮のなさぶりに気分悪いしイライラするのですよね。

 

 

 

で、次がヒロインの一人である金髪ツインテ娘とその母の話。
これも同じ様な内容のイライラで、母親が末期の癌で余命三ヶ月とかいう導入から始まるエピソードなのですが…、結局これもなんだかんだで奇跡的な快復を見せて大丈夫そうだ母親は助かりそうだ、みたいな話で落ち着くのですよね…何だよそれ!ホントふざけんな!病気で、癌で遊ぶなよ!ドタバタラブコメ作品の1エピソードとしてお話の山場づくりのためだけにギミックとしてアイテムとして玩具みたいに雑に扱うよ…そんな軽く扱っていい題材じゃないと分からないのか?とやはり瀬尾作品は嫌いだなぁ俺には合わないなぁと改めて感じた、イライラしたのですよね。

 

 

 

大きい所ではこれくらいかな(細かいところツッコめばキリがないので)…、あとはシリーズ構成の問題というか最終話の締めの問題。
なにあれ?ヒロインの内の一人が(一時?)退場して終わり、という締め方。しかも何の脈絡もなく、その展開に納得もなく(伏線となる様なエピソードが重ねられるということもなく)急な設定説明で語られるだけ。
なんか主人公と一番接点が弱いヒロイン(おそらく読者人気も芳しくないヒロイン)がリストラされた様にしか見えない…だから伏線となる様なエピソードが重ねられるということもない急展開になってしまっているのだろうな、と。
いやいやいや、そんな訳分らん酷い扱いすんなよ、一時的に退場させるにしてもそれなりのエピソード・話数を割いてやれよ…、ホントこの作者はキャラ設定、状況・環境設定、構成・展開に納得がない・納得を作ることが出来ない作者よね…、やはり嫌いだなぁ俺には合わないなぁと(以下略)。
(意味もなくただ奇を衒うことが多い瀬尾作品だから、もしかしたら一時的な退場ではなくホントに作品から退場させられてしまう可能性もあるね)

 

 

 

他には…、作中の下ネタが下品というか程度が低いというか寒い痛いと感じる…。
週刊少年マガジンの読者層の今作「女神のカフェテラス」のメインターゲット層を中学生くらいと考えるなら、あの下ネタのレベルでも良い・まぁ合っているのかも知れませんが…、それでもサラッと流すくらいならまだしも結構長尺で程度の低い下ネタを続けられて(観せられて)、辛かったのですよね。。。

おそらく作者にギャグセンが皆無なのでしょうね…。だから無理に笑いを作ろうとしてその結果寒い痛い笑いをいつまでもやり続けることになってんだろうね。。。

 

 

 

あと、これはどうでも良い事ですが、序盤に登場するライバル店の5人娘達…なんか「中の人達」的にこのライバル店の5人娘達の方が正ヒロインっぽいのが揃ってますね、と感じたというお話。

 

 

 

前作は「可もなく不可もなく」評価でしたが順調に俺の中の評価を落としていき今作「女神のカフェテラス(第2期)」の
作品の評価としては、「不可」となります。

 

 

以上