アニメ「かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-」 ~感想

録り貯めしていたアニメ「かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-」を一気観しました。
以下、多少のネタバレを含む感想となります。


相変わらず、藤原千佳が愛されてるなと感じる作品。

以前の感想でも語っている通り基本的にはラブ?コメディ(ギャグ)な作品と思っているけど笑うところは大概藤原関係なんですよね。
その理由は、回を重ねる毎にシリアスが強くなってくるのよね…主人公二人にしてもその周りの生徒会メンバーについても…。
そんな中でただ一人1期から変わらないのは藤原書記なんですよね。だからこそ、そこだけは・藤原だけは安心して観れる・笑えるのですよ。

 

 

以前の感想でも語った事ですが、主人公二人の「天才」設定がほとんど活きていない。
まぁこの作品内での「天才」というのはあくまでも学校の勉強ができる・テストで高得点が取れるという頭の良さでしかないのですがね。
日本/世界規模で見ても二人が特別・飛び抜けて頭が良い天才という訳ではなくあくまで学校でトップが取れるという能力でしかないんですよね。。。
かぐやが悩んでいる事や悩んでいるかぐやを救うためにどうすれば良いか会長が妙案が閃き解決する事が出来る、というような頭の良さ・天才性は持っていないんですよね。所詮学園レベル・箱庭どまりの天才設定でしかないんですよね。

 

そういう意味でも天才設定が死んでいるし、物語初期にはまだギャグ調の思考合戦をやっていたのに今はシリアス設定に押されてほぼほぼなくなってるからね、ホント天才設定活かせてないのよ、と感じる。

 

やはり藤原だけが救いなのです。。。

 

 

原作漫画はまだ続いている様なのですが、このアニメ3期の終わりまでで作品として完結させた方が良いんじゃないの?と感じますね。
これ以上シリアス設定の比重が重くなるとコメディ(ギャグ)要素は不和になる気がするのでここらで終わっておくのが良い潮時なのかな、と思ったのですよ。

 

4期があるとしたら藤原にはシリアス設定を持ち込まずに・藤原だけは変わらずに居て欲しいですね。


作品の評価としては、可もなく不可もなくとなります。


以上