アニメ「くノ一ツバキの胸の内」 ~感想

録り貯めしていたアニメ「くノ一ツバキの胸の内」を一気観しました。
以下、多少のネタバレを含む感想となります。


からかい上手の高木さん」と同じ作者の作品らしい。
当初、あらすじ・導入設定から想像してたのは、男に興味津々な主人公という設定に対し、男が物語にガッツリ登場し話に絡む展開になるのかと考えていたのですが、出てこないのね…一切。
それなら男に興味深々設定要る?

男キャラが実際に出てきて男に興味がある主人公のくノ一と絡まないのならばその設定意味ないよね?
主人公としての特徴を付けたいのなら別の属性でも全然良いのでは?感じるのだけど。。。

 

ただただくノ一の里を舞台にした萌えアニメ、日常系アニメでも充分成り立つよ、と感じるのです…男興味深々設定無くてもね。

 

 

まぁそれでもシリーズ構成は頑張っていたと感じましたよ。
最終話の~vs男!?~の話は、主人公の設定を活かすため+最終話としてある程度話をまとめるために作られたおそらく原作にはないアニメオリジナルの話ではないでしょうか?
…最終話として盛り上げるためとはいえ、サルとタコが強すぎる気はしますがね、、、
原作の設定を壊さず(無かった設定・死に設定とせず)に1クールのシリーズものとしてまとめるのに苦心したんだろうなと感じましたよ。。。


主人公の男興味深々設定がなければもっと自由にくノ一萌えアニメ、日常系アニメとして良い形の作品に出来たのにと思う訳ですよ。
おそらく原作でも今後も男が物語に登場する事はないだろうからね(出るとしても最終回辺りじゃない?)…登場しない人物のために主人公の行動や物語展開が色々と縛られるのはおかしな話よね、と強く感じるのです。

 


主人公の設定以外は普通にくノ一萌えアニメ、くノ一日常系アニメとして楽しめましたよ(キャラは多過ぎて主人公組と他2~3人くらいしか覚えていませんが)。
作品の評価としては、可もなく不可もなくとなります。


以上