漫画「かげきしょうじょ!! 15巻」 ~感想

漫画「かげきしょうじょ!! 15巻」を読みしました。
以下、多少のネタバレを含む感想となります。

 


リプリング編本格スタートとなる感じの巻。
まぁまだリプリング編が本格的に始まったばかりという所でお話的には進展という進展はあまりなかったのですよね。
しかしここにきて新キャラ登場とは驚きましたね。
新キャラの先生(演出家)…、基本的に無表情、感情表現に乏しい、特徴的な目、そして演出という役回りから俺はなんか「アクタージュ」の山野上花子を思い出したんですよね。
「アクタージュ」の山野上花子は主人公とそしてその舞台にドでかい爆弾を落とすという役割を持って登場したのですが、この新キャラの先生(演出家)はどんな役割を持って登場したのか…。
初登場時の印象(見た目含む)ではなんか波乱を巻き起こしそうな雰囲気でしたが、回が進むごとに意外と常識人的な・普通の思考の人みたいな感じになっていき物語にどう影響してくるのか…、敢えて新キャラを登場させた意味を考えると何かあるとは思うのですが、どうなるのじゃろ?

 

 


で、本編終わって番外編の話ですがこちらはキャラの深掘りエピソードではなく、なんとさらさ達が公演する予定の劇中劇である「リプリング」のフルバージョンとなっています。
これを読んでおけば本編のリプリング編の物語がより深くより面白く感じられる訳ですね。なるほど面白い試みだな、と感じたのですが、番外編ってコミックス書下ろしなんですよね?ということは本誌には載らない…本誌だけで「かげきしょうじょ!!」を読んでいる人は「リプリング」のフルバージョンの内容は知らないまま…となるのですよね?
これどうするんでしょうね…、いやおそらく本誌だけで「かげきしょうじょ!!」を読んでいる人(コミックスを読まずに「リプリング」のフルバージョンの内容を知らない人)向けにも分かる様に描かれるのでしょうが…と心配?疑問に思っていたのですが、なんか奥付を見てみるとコミックス収録話数と本誌掲載話数(号数)が4本と一致していてどうやら番外編はコミックス書下ろしではないみたいですね(さらに調べてみると「リプリング」のフルバージョンは6月号(前編)、8月号(後編)で掲載されているみたい…8月号掲載の記載は奥付にないけど…)。

 

というか、これまでのスピンオフって全部本誌にも掲載されてたみたいね…本誌読んでないから知らんかったけどずっとコミックス書下ろしだと勘違いしてたわ…。

 

取り敢えずなにも心配や疑問に思わず本編を楽しめば良いみたい…。

 

 

けど、次は約1年後か…、さらさの「変化」もほぼ一コマだけだったのでどんな感じになったのか(落ち着いたのか)あまりよう分からんかったけど、16巻楽しみに待ってますわ。

 


以上