漫画「かげきしょうじょ!! 13巻」 ~感想

漫画「かげきしょうじょ!! 13巻」を読みしました。
以下、多少のネタバレを含む感想となります。

 

第41話、国広じいさんの話。一見すると戦争とそこからの復興のお話ですが…、国広じいさんの話の中の「一度は何もなくなったその場所に立ち続けていられる~それは何故か~」のくだり、
これって「挫折からの再生」、「あきらめない心」という『かげきしょうじょ』のテーマにもなっているという構成でそういう意味で重要な回になっているんですよね。
(だからこそ返す返すもアニメで国広じいさんエピソードをカットしている判断がホント残念なのですよね…)

 


で、42話以降は夏休みのお話。そこで卒業の話題が出るのですが、早っと感じましたよ。もう卒業なんですね。
なんかまだまだ音楽学校編を観ていたのだけれど…(委員長や双子の深掘り回もまだという認識(スピンオフ除けば星野薫の深掘りもまだ)だから高木ティーチャー編でやった様な感じで授業の中でのキャラ深掘りエピソードをもっと欲しいわ)、隔月誌連載だから
各キャラの深掘りより物語の進展を求められるのかねぇ…。また1年生(予科生)の伊賀や澄栖がメインの話もまだだし…さらさ達と関わるとしたら(掃除以外で)あとはもう文化祭イベントくらいしかないよね…特に澄栖はさらさに個人的に思うところがある様子なのでその辺りが描かれるのを期待しているのだけど…(まさか卒業後の入団以降まで引っ張らないよね?)。と、まだまだ音楽学校編で観たいエピソードが色々あるのですよ、それなのにもう卒業の話題かぁ。。。なんか文化祭というイベントを1つやったらそのまま卒業して紅華歌劇団入団編へ行きそうな感じがするのよね…。

 


そして今巻(13巻)での目玉といえば、さらさの母親の登場ですね。
また今巻では煌三郎の不倫疑惑が週刊誌に載りそれをさらさが目にするという展開があるのですが(その週刊誌の記事上で煌三郎の名前が煌太郎になっているのは作中の週刊誌のミスという設定なのか本当の誤植なのか?)、
さらさは煌三郎の事を父親と勘違いしている様なのでその辺りも含めてさらさ母は今後のキーパーソンにもなりそうな感じですね(さらさ母が煌三郎の記事を見たときの反応はちょっと気になりますが…なんだろ?白川家(さらさ父の歌鷗)に関わる事だから気にしたという反応かな?それともさらさ母と煌三郎は面識あるのだろうか?)

 

そして今巻も載っていなかったスピンオフ…煌三郎のスピンオフを期待しているのだけど、13巻の展開をみるに煌三郎のお話はもしかしたら本編で語られるのかも…とも感じています。

 

 

と、色々と今後が気になる13巻でしたよ、14巻楽しみに待ってます。

 


以上