録り貯めしていたアニメ「ネクロノミ子のコズミックホラーショウ」を一気観しました。
以下、多少のネタバレを含む感想となります。
なんかフワッとした設定とキャラクター、そしてなんとなくの雰囲気・勢いだけで物語が展開された中身のないお話でしたね。
前情報なしで観始めたのですが第1話を観た時点では、この作品はデスゲーム系か?と考えたのですよね。
人類生存を賭けた人外との勝負という事でバトルアスリーテスのネリリ星人との対決やノーゲームノーライフの様なゲーム勝負モノを思い出しましたね。ところがいつまで経ってもゲームというゲームが始まらない…。いや、ゲーム自体は作中・物語中でやってはいるのですが、ゲームの内容をしっかり説明した上での視聴者にも攻略、展開を考えさせるピリピリする様な頭脳戦、心理戦が繰り広げらるということがないただ作中のキャラクターのアクション・根性でゲームを攻略するだけの映像を眺めているだけのものとなります…。
まず、このゲーム勝負をメインに置いていながらその物語内容がゲーム中心になっていない…機転を利かせた主人公の勝利やゲームシステムの穴/必勝法を見つけての華麗な勝利などゲームの設定・攻略がメインになっていなかったのが残念、期待外れの作品だったのですよね。
基本的には人間vs宇宙人という形なのですが序盤で描かれるのは仲間であるはずの人間側の裏切り騙し合いと薄っぺらく語られる過去話で話数が消費されていきます。
ゲームの攻略っぷりをメインに描いて視聴者を楽しませる・考えさせる・感心させるということもなく仲間との信頼・絆を強める話を描く事もない話数の尺稼ぎ・かさ増しのエピソードが積み重ねられるだけで期待を裏切られたのもあって正直退屈だったのですよね。人間側のプレイヤーの過去エピソード脱落エピソードも面白くないしまた主人公がゲームに参戦する動機も導入設定として視聴者に訴えるには薄く弱く興味を惹かれない物語だったのですよね。
まぁあの数学教師のエピソードは面白かったですけどね。アレは結局どういうことだったのかな?元から実在していなかったのか、それとも死別したあと精神をやられたみたいな話なのかよう分からんね。
中盤からのネット中継されるという物語展開も大して面白さに繋がらない設定・展開だったし、物語が取っ散らかる混迷・迷走するだけで正直要らんと思ったのですよね(これも尺稼ぎ的な蛇足だと感じたね)。
ゲーム攻略的な面白さもなく、かといって人間ドラマ的な深い物語が描かれる訳でもない、また主人公をはじめメインキャラ達のキャラクターも表面的な属性、過去、環境・境遇設定が与えられているだけの魅力がない薄っぺらいキャラでつまらないと良い所、
褒めるべき所がないのですよね…。
(デスゲーム系のゲーム攻略メインの物語作品の場合はキャラは薄くても物語展開で魅せるパターンがあるのですが、この作品はゲーム攻略の物語展開的な面白さもない上にキャラクターにも魅力がないとどちらもダメなのですよね。せめて物語かキャラかどちらかで魅せろよ、と)
あと、どうでもイイとこで気になったのは、関西弁(京都弁?)で話す敵女幹部キャラの声について。関西弁の聞いたことある声だなぁと思い、あぁ植田佳奈かと考えたのですがクレジット見ると伊藤彩沙となっていて驚きましたね…伊藤彩沙って確か「もういっぽん!」未知役の人だったよな、めっちゃ似てるね、普通に勘違いしてたわ、というお話。
最後に、評価とは関係ない所でもう一つ、キャラデザについて。特徴的なキャラクターデザインだと感じ誰がキャラデザ原案だ?確認すると鈴木次郎、とあり、あれ?どっかで見た名前だなと考え思い出しました。確かGファンタジーで漫画描いてた人だよな。調べてみると今作以外にもアニメキャラデザ原案やってるみたいですね…、へぇ知らなかったや、名前を見てなんか少し嬉しくなったと思ったというお話。
頭脳戦、心理戦の物語が描かれるのかと最初期待したのですがそんなものは一切なく表面的な設定、キャラクターと勢いだけでお話が進展する大変残念な構成の作品で
作品の評価としては、可もなく不可もなくとなります。
以上