アニメ「聖剣学院の魔剣使い」 ~感想

録り貯めしていたアニメ「聖剣学院の魔剣使い」を一気観しました。
以下、多少のネタバレを含む感想となります。

 


特に語る事がない作品。別にこれは、特に良い所もなければ悪い所もないという様な消極的に評価/肯定しているという訳では全くなくそこらの「なろう系」と何ら変わりないというどちらかというと否定的な意味を含んだ「特に語る事はない」という感想の作品になります。

まぁこの作品は「なろう系」発じゃないみたいだけど、内容や展開やキャラクターなんかもほぼ「なろう系」な作品ですよ。

 


で、観ていて思ったのが…この作品って「オバロ」を意識してる?
(転生前の主人公の)骸骨な魔王だったり、魔法に「オバロ」の位階みたいな設定があったりする部分の設定でそう感じちゃったのよね…。

 

まぁ「オバロ」とは、設定の緻密さからキャラクター設定、物語展開・構成、強さ設定、謎/敵/今後の展開の散りばめ方の妙等々、比ぶべくもないのですがね。

 


ヒロインのキャラクターに魅力がなくキャラが立ってないし/弱いし、主人公やメインストーリーとの絡ませ方も上手くないし…、またヒロイン以外のキャラ達も薄いというか、学園設定意味あるの?というくらい学園生徒キャラが賑やかし程度の意味しかない、主人公のストーリーに絡んでこない、どうでも良いキャラになってるという学園設定、キャラ設定・配置等ダメ構成なのですよね。

 

 


また強さ設定もよう分からん。主人公が規格外に強いらしいのは分かるのですが、どれくらい強いのか、比較対象・物差しとなる物がないからよう分からん。最終盤の敵の強さもどれくらい強いのかヤバい敵なのかイマイチ分からん、伝わってこない…、と物語としての見せ方、構成が上手くないのです。

 

 


「なろう系」とかどうとか関係なく作者のセンスの問題なんだろうね。設定の造り込み、キャラ配置、強さ設定、魅せ方、物語展開にもう少し納得を持って物語を創作して欲しいね。

 

作品の評価としては、可もなく不可もなくとなります。

 

 

以上