録り貯めしていたアニメ「ブサメンガチファイター」を一気観しました。
以下、多少のネタバレを含む感想となります。
観始めてすぐの異世界転生導入設定を観てあぁこれは「なろう系」発の作品だなと分かったのですが当初は、おっ!?この作品は他の「なろう系」と違いブサメン主人公ということで何かやっちゃいました系の安易なハーレム展開にはならなそうな感じがしたので
ちょっと期待したのですが…、最後まで観て思ったのはやはり他の多くの「なろう系」と同じ世界観設定、キャラクター設定・物語構成が雑で粗くガバガバな残念ガッカリ作品でしたね。。。
まず…、というかこの作品のダメな部分の全てがこれに繋がっている/集約されると言っても良いのですが「特記事項」というこの作品世界のシステムについて。
特記事項は異世界転生・転移時に自分で自由に設定出来るチート能力みたいな設定のものですが主人公はここへ女性との接触禁止みたいな事を書いたことで人間の三大欲求の一つである性欲を犠牲にしたという事で大量のスキルポイントを得るみたいな展開となります。
まぁ主人公の特記事項・チート能力については言えば…、女性との接触禁止を特記事項へ記しそれを破ったら死ぬみたいな事まで書いているからまだそのチートに納得があるのですよね…。
ハンターハンターでいう制約と誓約みたいなもので誓いを立てそれを破った時の罰・リスクが覚悟となって能力/スキルポイントの爆増チートに繋がっているという事なのですよね。
しかし、主人公以外の特記事項のチート能力については意味分からんというか納得がないのですよね…。主人公と同等、それ以上の能力を持つ因縁の敵/ライバルとなる様な女キャラクターが出てくるのですが、この敵女キャラは性欲と睡眠欲という三大欲求の内の二つを犠牲にしているため主人公より強いという設定みたいですが…、睡眠欲を犠牲ってどういう事?眠ったら死ぬみたいな誓いを立ててるの?違うよね?一切睡眠が必要ない人間なんて居るはずないよね…。睡眠欲を犠牲にしたと言っているけど、それって眠ることが許されなくなった…眠ったら罰・リスクがあるという話ではなくて、もしかして睡眠を取らなくてもよくなった/必要なくなったって事なの?もしそうであるならばそれは誓いを立てての覚悟・決意の表れとは真逆の、ただ単にリスクなしで睡眠という休息のための時間が必要なくなったというメリットを得ただけの、なにかを犠牲にして能力を/大量のスキルポイントを得ることが出来る理由には到底ならないよね?と全く納得がないのです。
もしこれが、2~3日限定の能力(睡眠欲を犠牲にしてもし眠ったら死ぬという覚悟を持って得た能力でこの敵女キャラは異世界転生して以降いっさい眠っていない…おそらく2~3日が人間の不眠の限度だろうと思われる)というのであればまだ納得しますが主人公より以前に転生しているっぽいし数日限定の話とは思えないのよね。
犠牲と言いながら覚悟を伴ったリスクとなっていなくて睡眠の必要がなくなったみたいな睡眠耐性を得たメリットみたいにしかなっていない、強さの理由に全くがない設定となってしまっているのですよね…。
そんなんで(リスクなしで)簡単に強くなれるのならオバロのモモンガみたいにいっそのことアンデッド体になってしまえば三大欲求全てを捧げることが出来てお手軽に最強になれるじゃんと思ったのよね…。
で、次いで納得出来ない部分を述べると…主人公とこの敵女キャラは「絶対神」という称号を持っているのですが…この作者は「絶対神」の意味をどう考えているのか…ただのアホなのかな?また物語中盤に出てくる主人公たちと同じシステムを通じてやってきた転移者の敵キャラが居るのですが特記事項に「神を信じない」みたいなことを書いているから神(絶対神)の能力が効かない・神の能力を封じることが出来るみたいな設定を出してくるのですが…全く意味が分からない。。。この作者の頭は大丈夫か?と不安になりますね。そんなんで「絶対神」の能力を完封できるの?この作者の中で「絶対神」の「絶対」という言葉は果たしてどういう意味を持っているのだろうか。三大欲求を犠牲にする以上のリスク・覚悟もなく簡単にお手軽に「絶対神」の能力封じられる事の意味が分からんし、そもそもこの神を信じてないこの敵キャラは何を信じて・何を思ってこの異世界へ転生してきたのか?なんの覚悟も信念もなくただちょろちょろっと適当書いておいた特記事項が優先・採用・実現されるのならば、神以上の力を持っているとか誰も自分に敵わない、最強の存在だとでも特記事項に書いておけばそれで簡単に無双できるんじゃないの?と特記事項の粗さガバガバさに呆れるのですよね。なんかもう何でも特記事項に書いたもん勝ちみたいなルール/制限/条件無用のチート合戦になってるだけだから詰まらんというか意味分からん納得のないシステム設定でイライラするのを通り越して呆れてたのですよね…。
特記事項のガバガバシステム設定に納得がなく物語展開についても他の多くの「なろう系」でよくある様なご都合展開のオンパレードで
作品の評価としては、可もなく不可もなくとなります。
以上