アニメ「盾の勇者の成り上がり Season2」 ~感想

録り貯めしていたアニメ「盾の勇者の成り上がり Season2」を一気観しました。
以下、多少のネタバレを含む感想となります。


第1期の感想から引き続き、主人公がラフタリアに救われる第1期の序盤が第1期第2期通して観ても一番ピークだったな…な作品。

 


第2期はちょっと期待してたんだけどな…ガッカリな作品でした。
「波」とも関係ない話/メインストーリーではない様な話なんか要らんから早よ話を進めろよと思ったし、
他の3バカ勇者も変わらず使えないお荷物(いきなり捕まってるし)のままだし(これでまだ3バカの性格が良ければまだ耐えられるのですが、1期から変わらず反省も成長もせずな連中だから…)
ほんと、3バカ勇者より盾の勇者の仲間の方が断然強いし有能で他の3勇者要らないじゃん、て感じなのよね。


第2期に期待していたのは、3バカの内の一人(例えば弓の勇者)と打ち解け合うみたいな話でも良かったと思うのに、
急に降って湧いた様な亀の話なんかどうでも良いのよね。。。さっさと終わらせて(話数にするなら3話くらいで片づけて)さっさと本筋の話に行けばよいのに、なんか尺稼ぎしてるみたいな話を6話も引っ張りやがって…という感じ、そしてあろう事か7話以降も本筋の話には戻らず別の異世界の話とか…それで結局本筋の方はなんも進まないまま2期目終わったからね。。。そんなん要らんの!なんだよこの最悪なメチャクチャな構成の2期は…。

 


原作知らんけど、今回の2期の話っておそらくWEB版のオリジナルにはなかった書籍版で新たに追加で作られた話なんじゃないの?
WEB版小説と書籍版小説との差別化を図るために出版社が新規書き下ろしを書かせたんじゃなかろうかと思うのだけどさぁ、書籍版売るためにつってこんな余計な事やっちゃいかんよな。
完全な蛇足。余計な事はせずWEB版そのままをやり、それを終えた後で続編として今回(別の異世界・別の四聖勇者)の話をやりゃ良いのにホント出版社は余計な事してるね…駄作レベルにこの作品の評価下げたい気持ちだわ。。。

 


また、別の異世界への転移でレベルが1に戻るという設定も萎えるんですよね(そもそもレベルというメタ要素設定が良くないのですが)。
ロリタリアを出したいが為の設定という魂胆が見えてムカムカするのですわ…ホント出版社は余計な事してくれてんねぇ…。

 


最終話も、なにこれ…な話。
作中の主人公達が花澤亀の死を悼むみたいな話(7話以降ずっと)でしたが、こちら(視聴者)としてみればポッとでの急に湧いた登場人物の死に何の感情も動きませんよ…。
ホントにストーリー・シリーズ構成がダメダメな2期でしたね。画も安定してなかったし…。
ちょっと期待していただけにガッカリな内容の2期で、作品の評価としては、可もなく不可もなくとなります。


以上