アニメ「白聖女と黒牧師」 ~感想

録り貯めしていたアニメ「白聖女と黒牧師」を一気観しました。
以下、多少のネタバレを含む感想となります。

 


鈍感な主人公(男)とウブな感じながらもグイグイと迫るヒロインのイチャラブするだけの特段良くもなく悪くもない作品。
ヒロインは可愛いんですけどね、世界観の設定、キャラクター設定から薄っぺらい感じなのですよね。

 


まず何より問題なのが、「聖女」という設定。
この作品世界における「聖女」の扱いというか役割、意味的なものがよう分からんのですよね。
ヒロインには予知夢の能力があるらしいのですが、いつもいつも予知夢を見て(その予知夢によって)街の皆を助けるとかいう物語展開はなく(予知夢で街を救ったのは過去一度きり)、「聖女」としての意味をもっての物語が展開される事がないのです。
精霊が見えたりする能力もある様ですがそれが物語展開上大きな意味を持つ/要素となる事にもなりません。

 

思うに、この作品の「聖女」設定は牧師である主人公(男)と聖女ヒロインが一緒に暮らすためだけの設定なのでは、という気がしています…。
(と考えていた(「聖女」は教会に住むものであり故に牧師である主人公が教会で一緒に暮らすもんだと思っていた)のですが別に聖女が教会で暮らす決まりがある訳ではないようですね)

 


主人公(男)とヒロインの同居設定のためだけのその薄っぺらさ故かは分かりませんが、
「聖女」設定の世界観と物語内容・展開がマッチしていないというか意味を成していないというか取って付けた感で、世界観の創造に失敗している/納得がない世界観と物語展開となってしまっているのですよね。

 

 

 

あと、どうでも良い所で言えば「聖女」は尼僧みたいなもんで恋愛、結婚したらいけない、みたいな設定かと思っていたのよね。
…そんな規則/慣例的なものがある中で主人公の事が好きになってしまった聖女、みたいな物語が展開されるのかとも想像したのですが、そんな決まり/慣例はなく恋愛・結婚も自由みたいですね。

 

 


さらに、どうでも良い事ですが、タイトルの「白聖女と黒牧師」。
いやね、なんかもっと性格的なものを示しているのかと思っていたのですが…、例えば純真・ウブな正確の聖女ヒロインと腹黒・口が悪い、ガラが悪い牧師の物語みたいなのを最初は想像していたのですが、全然違いましたね。白と黒に大した意味はない/白と黒の色の対比を敢えてタイトルで強調する意味はない…、今作の内容であれば別に「聖女と牧師」でも成り立つと考えられ大して意味を持たない装飾的にしか作用してない/活きていないタイトルだなぁ…、とこれも世界観設定同様薄っぺらさを感じざるを得ないのですよね。

 

 

 

まぁ色々と薄っぺらくはあるのですがヒロインの可愛いイチャラブを見るだけなら酷く悪い事はなく、
作品の評価としては、可もなく不可もなくとなります。

 


以上