アニメ「鬼滅の刃 柱稽古編」 ~感想

録り貯めしていたアニメ「鬼滅の刃 柱稽古編」を一気観しました。
以下、多少のネタバレを含む感想となります。


基本的には以前となんら変わらないという感想。


作画面は凄いけど…、それだけ。
キャラクターや設定、物語展開等に惹かれるところはないのですよ。

別にマイナス評価になるほど悪くはないのですがプラス評価するほどでもない、という感じ…。

 

作画面…特に背景美術の山の中の風景などは、おぉ綺麗だなぁと唸らされましたよ。
しかし、それ以外の、お話等では特段褒める様な所はなにもなかったのですよね。

 

それにお話の中身的にも、全8話あったのですが、頑張って詰めれば前・中・後編の3話くらいで収まる様な内容だと感じたのですよね。
(なんか無駄に引き延ばしてる感が凄まじい)

 


更に言うなら、今回の修行でどれくらい強くなったのかさっぱり分からん。意味のある修行だったの?
HUNTER×HUNTERで例えるならゴンキルが修行して、「周」や「堅」や「流」の応用技を修得しオーラ総量も以前の2~3倍に格段に増えたみたいな分かり易さが示されていないから果たして意味ある修行だったのか全く分からんのよ…。
(岩を動かせるようになったから強くなったってことなの?例えば100の強さが110くらいになったのか?100→300くらいになったの?さすがにそれはないか…何も指標がないからさっぱり分からん)
いやね、最悪数値化されなくても良いのですが…例えば、黄金聖闘士であれば誰もが使えるセブンセンシズという設定、隊長であればだれもが使える卍解という設定、みたいなものの設定で、柱であれば誰もが使える特別な呼吸法があり、主人公は修行によってそれを修得したみたいな設定・構成であれば修行による強化に納得が出るのですよ…。
しかし、鬼滅ではそういうのが示されない…だから修行の効果の成果に納得がないのですよね、残念。

 


作画面以外に褒める所はなく、
作品の評価としては、可もなく不可もなくとなります。

 

 

以下、雑感。
最終話後に劇場版三部作の決定が発表されましたが…、どうだろう、下手かなと思った。
まず三部作は長いね、前後編の二部作にすべきだと感じた。
そして思ったのが、公開日が決まっていないことに対する残念さ。

 

劇場版三部作は今作の「~ 柱稽古編」のめっちゃ地続きの物語になっているのよね。
それなのに、劇場公開日が決まっていない(発表されていない)ということは最低でも1年2年は待たされるってことでしょ?(俺は観に行かんけど)


いやね、俺は原作未読だから無限城編がどれくらいのボリュームがあるのか知らんけど、三部作にするのならせめて、一部目を即公開(8月辺り)してロングラン(半年以上)上映し、その間に二部作目三部作目を制作、公開し鬼滅の熱を冷まさず盛り上げるベストorベターな方法かなと考えたのですよね。
(テレビ版がもう既に劇場版のクオリティなんだから「~ 柱稽古編」と無限城編一部目も同時に制作してテレビ版終了直後に劇場一部目が公開できるように準備しとけば良かったのに…と思った)

 

 

あと、柱たちのお館様への想いは何なのか?何故あんなに慕われてるんだろ?まぁこの辺りは無限城編で語られるのかなぁ…。

 

それと無限城ってどこか特定の場所にある拠点じゃなかったのね…。HUNTER×HUNTERのノヴの四次元マンションみたいなものでラスボスの能力だったのね。

 

 

以上