アニメ「魔王学院の不適合者」 他3本~感想

録り貯めしていた夏アニメを一気観しました。
・宇崎ちゃんは遊びたい!
・ノー・ガンズ・ライフ
ド級編隊エグゼロス
・魔王学院の不適合者~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~

以下、多少のネタバレを含む感想となります。

 


「宇崎ちゃんは遊びたい!」

ガッカリした作品。ギャグとしてもラブコメとしても日常系としても中途半端でした。
アニメ化前からタイトルだけは聞いたことがあり期待値は高かったのですが…アニメ化するほど・話題になるほどの人気作という事で楽しみにしていたのですが、その分、こんな内容の作品だったのかとガッカリしたのです。
(胸がデカい意味ないよね…。これがもし自身の胸の大きさにコンプレックスを抱いているという設定であれば意味があるのですが、そんな様子は微塵も描かれていません。おそらく扇情的な意味しかありませんよ。普通のサイズで描けばよいのにね…)
どうやら元はWEBコミックの様で、なるほどね、タダで読めるならこれくらいでも良いのかも知れんけど…とそれで妙に納得のいった作品でした。

以上

 

 


「ノー・ガンズ・ライフ」

お話が盛り上がらんね。作者が面白いと思って描いているモノと読者・視聴者が面白いと思うのモノが一致してない典型。
十三のデザインがもう出オチ、作者が描きたいのはこの銃人間、それでもう満足してんじゃないの?と感じます。物語、キャラの構成が弱いのです。十三のデザインと絡めた世界観や設定、そしてそのストーリー構成、キャラクター構成が巧くなく惹かれないのよ。
作画・映像は悪くないだけに残念ですね。

以上

 

 


ド級編隊エグゼロス」

内容については特に語る事はありません。設定についてはダイミダラーを思い出しましたけどね。路線も同じです(でもダイミダラーの方が設定・キャラクター共に好きですけどね)。

それにしても、つくづく松岡禎丞は売れっ子だなぁと感じましたね。この夏アニメで主役3本くらいあったんじゃないかな。そういう状態が10年以上続いている事に、なんか分らんけど持ってるんだろうな不思議に感じます。

以上

 

 


「魔王学院の不適合者~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~」

最強系主人公物のお話。
内容について語る事は特にありません。ただ声優が豪華だなぁと感じた作品でしたね。ベテラン、中堅勢が結構出ています。
通常、この手のアニメ作品ではベテラン、中堅声優は一人二人いれば良い方で後は主人公、サブキャラ含めほぼ新人声優ばかりというのが多い中、結構贅沢な使い方をしてあります。


作画も、いわゆる「なろう系」アニメにありがちな酷く崩れた作画ではありませんでした。…別に、作画が素晴らしいという事では決してなく、「なろう系」に期待していたハードルが、自分の中でも思った以上に低く設定してあったために「あれ?そこまで酷くないじゃん」という感じのモノです。


物語の内容・設定等については特段褒めるところはありませんが、結構お金掛けてるのかねぇ、期待されてた作品だったのかねぇ、と感じたそんな作品でした。

 

褒めるところはないと書きましたが、だからと言って別に悪いところが全くないという消極的評価をしている訳でもありません。


まず、劇中の「歌」シーン要らんだろ…歌を作中で生かすならマクロスくらいの設定をやらんと浮くよ。。。


あと、第1話で主人公が見せる「死者蘇生」の魔法について…。主人公が他を寄せ付けない絶対的な力を有している事を見せるためのお話・設定なのでしょうが、最序盤にあんな簡単に蘇生が行われる展開を見せられたらこの先訪れる仲間のピンチ等のお話にも緊張感がなくなってしまいますよ…、もうちょっと考えてお話を構成しないと。。。

 

それと、お話・設定として納得できないのが、第1話から主人公はその圧倒的な能力を周りに見せつけているにもかかわらず、次から次にかませ犬の敵が主人公に戦いを挑んでくる展開…。


圧倒的な魔力・オーラを放つ主人公に対し敵側は「こいつには逆立ちしても勝てない」とは考えないのでしょうか?自信満々で主人公に挑んではあっけなく返り討ちにされる「お話」の造りに「納得」がないのです。


この世界には相手の強さを感知する様な設定は全くないのでしょうかね?何を根拠に自信を持って挑みかかるのか意味が分からないのです。

 

この作品は夏アニメの中でランキング上位だという記事を見ましたが「へぇ、そーなんだ」て感じを受けました。。。以上

 

(2020年10月04日19:49mixi日記投稿分)