アニメ「うらみちお兄さん」 ~感想

録り貯めしていたアニメ「うらみちお兄さん」を一気観しました。
以下、多少のネタバレを含む感想となります。


ギャグがつまらん。ネタ自体がそもそも詰まらん・笑えんのもそうだし、さらに、ここが笑うところですよ~みたいな演出がイラっとしてまた笑えないのです。

 

まぁ回を重ねる内に、ウサギとお兄さんのフォーマットが出来てから(認識してから)は、そこの笑いは理解出来るのですが(声を上げて笑うほどではなくニヤッとする程度ですが)…
なんというか、杉田智和が救いやね、という感想です。

 

あと、うらみちお兄さんのキャラがよう分からんのよね。
この作品の視聴前のイメージは、表ではニコニコ爽やか善人お兄さんを演じているが、裏では凄い毒吐いているというキャラクターというお話の作品だと想像していました。

 

しかし、いざ視聴してみるとうらみちお兄さんは決して子供が嫌いとか苦手という事ではないらしく、むしろ子供好きな様子で子供に救いも感じている様なキャラとして描かれていました。
でもねぇそのキャラの描き方が微妙というか納得がないんですよね。別に子供の事が嫌いではない(むしろ好き)らしいのですが、それなのに子供の前・カメラの前で平気で毒を吐いているのです。
え?そこは毒吐くのではなく、子供のために飲み込むんじゃないの?救いを求めていた子供を擦れさせたいの?、とよう分からんく描かれているのです。
この辺りは、ギャグのセンスと共に作者にセンスがないのでしょうね。。。


なんか有名どころの声優ばかりを集めただけの声優頼みの作品って印象ですね。

ギャグとしての面白さもなく(もの凄く弱く)、作品に対する愛もない(ここが笑いどころですよと笑いを半ば強要する様な演出、取り敢えず有名どころの声優使っとけば荒れないでしょう、みたいな安易な考えが透けて見える)、ホント何故この作品アニメ化したの?人気あったの?と疑問な、残念な作品でした。

 

作品の評価としては、可もなく不可もなくとなります。


以上