劇場版アニメ「シドニアの騎士 あいつむぐほし」 ~感想

劇場版アニメ「シドニアの騎士 あいつむぐほし」を観ました。
一応、ネタバレはなしの感想となります。


いやぁ、ネタバレなしで書こうとするくと薄い感想になるのですが…、
まぁ色々と予想外な展開でした。


まず最初の予想外は、
主人公・長道の告白…え?長道、そうだったの?でした。
いや、まさかそんな感情だとは思わなかったわ…
でした。

 

次に予想外だったのが、この劇場版で「シドニアの騎士」って終わりだったの…でした。
TVシリーズの流れから感じていたのは物語はまだまだ中盤でこの劇場版の後に
最終章みたいなTVシリーズが控えているもんだとばかり思っていたのですが、この劇場版で終わりなんですね…。

 

いやTVシリーズ観てた頃から、どうやったらガウナとの戦い終わるんだろう、何を以て物語は終結するんだろうと考えていて、
作中(TVシリーズ中)でも目標・目的が示されてなかったので(もちろんガウナ殲滅が最終目標ではありますがそれを達するために何が必要か、の目的)、
物語が全体のどの程度まで進んでいるのか皆目わからない状況ではあったのですが、「つむぎ」が出てきた辺りから、これはここから物語が終盤へ向けて動き出す折り返し地点かなぁと想像していました。
ところが、今作・劇場版で「シドニアの騎士」は終わりらしく(少なくとも長道の物語は終わりかな?)、まだ半分の道程が残っているものと考えていた自分は、
急に物語が終わった感を感じましたね。なんだろうね、作者がもう描きたい事を描き尽くしたから終わったのかね?ちょっと急いで風呂敷を畳んだ感じを受けました…。

 

そしてそれに関連して今劇場版での物語の締め方についての予想外…というかあまり納得がない、ちょっと急すぎる?展開。
あの終わり方は個人的には、ない、ですね。。。ネタバレなしなのでこれ以上は控えますが…。


キャラの関係性の変化などをもう少しゆっくり観ていたかったかな…、
作品の評価としては、可もなく不可もなくとなります。


以上