アニメ「D_CIDE TRAUMEREI THE ANIMATION」 ~感想

録り貯めしていたアニメ「D_CIDE TRAUMEREI THE ANIMATION」を一気観しました。
以下、多少のネタバレを含む感想となります。


提供にブシロードの名前を見て、あぁブシロード絡みかぁ…と「擾乱」や「ARGONAVIS from BanG Dream!」の事を思い出し、この作品も期待できないなと観る前から気が重くなりました。


で、実際に視聴した結果は…、予感通りの作品でしたとさ。

 

主人公の兄の死の謎を追うという話の筋が物語序盤に示されますが、その後の仲間が増えるエピソードで1、2話消費して終わってからは、話の本筋とは関係ない様な、あってもなくてもどうでも良い様な尺稼ぎ的なエピソードが続く事になります。

 

それが仲間キャラの深掘りに繋がる様なエピソードであればまだ良いのですが、そんな事はなく1クール(13話)の貴重な4~5話を無駄に消費するのですよ。
綺麗くないストーリー構成だなぁと、ただでさえ好きくないCGアニメ作品を観ているなか嫌気がさします。


さらに、構成面以外の設定面でも納得のない点があります。
最終盤、兄の死の真相が語られますが、その主人公の兄の設定がメチャクチャというか無理あり過ぎみたいな…独力、独学で古文書解読し裏で暗躍している教団を突き止めたとか…
なに?その兄貴は?普通の人よりちょっと優秀だったみたいな感じだと思ってたけど、トンデモナイ天才という設定だったの?そんな特殊な家庭環境で育った主人公だったの?最終盤にきてビックリだわ。。。
そして、そんな天才がヤバい連中相手にしてる認識があるなか街中であっさりやられるなんて納得がないのよ。。。

 

また、終盤明らかになる主人公の親友の裏切り展開…、アレなに?放置して終わったけど…、物語展開的に必要・必須だったの?いや、要らないでしょアレ。。。他には物語的に必須とは思えない突然のキャラの死の展開等々、ホント無駄な尺稼ぎ構成、好きくない、美しくない…もうブシロードは細々とカードゲームだけ作ってろよ…。

 

と、そんな感じの作品の評価としては、可もなく不可もなくとなります。

 

以上