アニメ「最強タンクの迷宮攻略 ~体力9999のレアスキル持ちタンク、勇者パーティーを追放される~」 ~感想

録り貯めしていたアニメ「最強タンクの迷宮攻略 ~体力9999のレアスキル持ちタンク、勇者パーティーを追放される~」を一気観しました。
以下、多少のネタバレを含む感想となります。

 


2~3週間前に視聴したのですが、ほとんどの内容をもう覚えていない…。まぁそんな作品、ということ。
(wikiを見てなんとか思い出しながら感想書いてみる)

 


まず、他の作品の感想で何度も言ってる事ですが『ステータス画面が表示されるという設定の異世界転移・転生モノ作品は例外なく駄作である』という俺の持論。
で、この作品もステータス画面こそ出ませんが(多分出てなかったはず)ファンタジーな世界観設定でありながら体力9999という数値化。
(他にもスキルの発動がゲーム的というのもありますが)

 


なぜゲームのHPみたいに体力が数値化されてんだよ!HPが1000減った2000減ったとかどういう世界観設定だよ、おかしいだろ!
完全なゲーム世界/VRゲームとして描いているのなら良い(納得する)けどさぁこの作品って魔物や魔法が存在するファンタジー世界の物語なんだよね?
その世界の住人達にとっては魔法なんかの不思議は実在するリアルだとして、HP/体力の数値化ってどういうことだよ?とおかしいと思わない・気付かないのだろうかね、作者は。
今いくら体力が残っている、今までの失った体力の累計がいくらだ、とか意味分からん、おかしいだろ。たとえば俺たちが今いる現実で体力がいくら残っている(感覚的なものではなく具体的かつ正確な数値として分かる)とか無い/有り得んだろ…。
それはどういうリアルだよ…、ゲームでしかあり得ん(納得できない)のだよ。

 

 

ホントそういう所を疑問に思わないで(納得がないことを理解/認識できないで)物語作品を創っている作者の思考が俺には全く理解できん/意味分からんから『ステータス画面~例外なく駄作である』という俺の持論になるのですよね。

 

 


で、ダンジョンやそのボスの設定にしてもゲーム的だし…展開もRPG的に段階的に強くなっていくみたいな何の面白味もない構成だしやはり俺の持論は間違ってなかったな、というお話。

 

 


あと構成ついでに、物語序盤にヒロイン然として登場したホムンクルス娘、役割的にはほぼ空気だったな(最初の鑑定で役目を終えた感じ)。
キャラ的にも能力的にも微妙というか中途半端というか…。ホント鑑定で主人公のスキルを明らかにする以外ほぼ意味を感じられなかった…、序盤あんな意味あり気に調重要人物っぽく登場するのに…、キャラの意味・魅せ方・配置がおかしいと感じる構成でしたね。

 

 


他にはダンジョンの秘宝について。1個じゃ妹快復しなのかよ、なんだよそれ。願いかなってねえじゃん。主人公をダンジョンに潜らせ続けるための無理くり設定なの?
いやもう、もし妹が全快したら妹の中に封印されてた赤眼の魔王が復活するとかの設定でもないと納得せんよ。

 

 

 

ホント最近多いよなゲーム世界風似非ファンタジー世界…駄作が増え続ける。。。

作品の評価としては、可もなく不可もなくとなります。

 


以上