アニメ「ジビエート」 ~感想

録り貯めしていたアニメ「ジビエート」を一気観しました。
以下、多少のネタバレを含む感想となります。


語る事自体がバカらしく思えてくる作品です。
作画が荒れてるのはもう当たり前。
カットのつながりがおかしい。
音楽がチープ。
と、全体的に酷い作品で、アニメーション専門学校の学生作品かと思うような出来でした。
(ただ「おっ」と思える様なカットが2、3カットはあり、一人二人は本物のプロが居るのかもねと感じました)

 

作画を荒れ様を観て最初は中国作品かなと考えたのですが、江戸時代からタイスリップという物語設定で中国発ではないだろうなと思い、しかし、作画監督を見てみると中国人っぽい名前がいくつも…という感じでした。

 

パンデミック物から江戸時代からのタイムスリップ、果ては宇宙人まで出てくるごった煮アニメ…
第1話を観た時点で半分ギャグ作品だと思う事にしました。
それは、「江戸時代からタイムスリップしてきたの?」みたいな話をしていたのですが、別にタイムマシンが当たり前にある訳でもないのに、江戸時代からのタイムスリップををすんなり受け入れる主人公達…えー???…きっとジビエの騒動でもうおかしくなってんだろうね…

 

そのタイムスリップの原因ですが、流れ星(本当は宇宙の不思議パワー的な何か)に「力が欲しい」と願った結果、侍たちが江戸時代からタイムスリップして呼ばれたという事らしいのですが、
「力が欲しい」ではなく「ウィルス消して」と願えば良かったのにね。時間跳躍を実現させるほどの能力があるなら特定のウィルス消すくらい楽勝でしょうに。


旅の途中、主要キャラクターが脱落していく展開にも納得や話の盛り上がりに欠ける構成となっていて
話の設定、物語の構成・展開から作画や音楽まで、ホント色々と残念なアニメでしたね。