アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」 ~感想

録り貯めしていたアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」を一気観しました。
以下、多少のネタバレを含む感想となります。


放送期間中に話題になっていたのは知ってたので期待していたのだけれど…、
「お話の展開・構成」的には特に惹かれる事はなかった作品でしたね。
原作は漫画できらら系作品の様なのですが、基本的なお話の造りはそこらのどこにでもある普通の「きらら系」と変わりないモノでしたよ。。。お話はね…。

 


しかし、この作品の特筆すべきは作画・アニメーションにありますよね。
この作品のキャラクターデザイン自体は「きらら系」のゆる~い絵、なのですが作画・アニメーションがとんでもないですね。
どこの制作会社かと思ったらClover Works、、、なるほどね、改めて凄いわと感じましたよ。

本当ににキャラデザ自体はゆるい絵なのですが、そのキャラクター達の細かい動き…あ、こんなとこまでアニメーションで動かすんだと、そこいらのアニメーションでは
省エネ作画で動かない様な所まで細かく丁寧に動かす作画・アニメーションに驚くと同時に観ていて嬉しくなるんですよね。
演出についてもそこらの多くのきらら系アニメ作品では見ないような熱の入った作りになっていて、萌え系アニメだからと作品全体をゆる~く制作するのではなく、
作品に対し真摯に向き合って作画し演出しアニメーションを制作しているClover Worksという制作会社に感動しましたね。
ホントClover Worksの制作でこの作品は「アニメ」として確実に一段階上がってる作品になってますよ。

 

いやホント、Clover Worksは「きらら系」(萌え系)も行けるというところを見せたプロモ的な作品と感じたね。
きらら系作品、萌え系作品でアニメ化を考えてるプロデューサー、スポンサーはこれからホントに売りたい作品・力を入れたい作品はClover Worksへ頼む事になるだろうね。

 

 

作品の評価としては、作画・アニメーション面は評価しますがお話・構成自体の弱さはやはり感じるので(作画面は俺の評価軸の中でそう重要項目ではないので)、

可もなく不可もなくとなります。

 


以上