アニメ「異世界ワンターンキル姉さん~姉同伴の異世界生活はじめました~」 ~感想

録り貯めしていたアニメ「異世界ワンターンキル姉さん~姉同伴の異世界生活はじめました~」を一気観しました。
以下、多少のネタバレを含む感想となります。

 


ちょっと前にあったアニメ「通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?」の姉バージョンみたいな作品かな。
主人公にはチートじみた能力はないけど、そのお供的な立ち位置に居るキャラの方が最強能力を持っているという設定。

 

今作「異世界ワンターンキル姉さん~」も「通常攻撃が全体攻撃で~」もどちらともヤバいときは姉なり母なりが強敵をサクッとやっつけてくれるという展開は同じなのですが…、俺的には「異世界ワンターンキル姉さん~」の方が好きかな…。

 

 

それは「~ワンターンキル姉さん~」の方が、最初は本当に力のない主人公が段々と成長して力を付けてくるというの見せてくれてる、、、気がするからです。。。
(気がする、と書いたのは…正直に言うと「通常攻撃が全体攻撃で~」の内容をほぼほぼ覚えてないんですよね、観てはいたはずなのですが細かい内容は既に忘却の彼方へ…)

 


今作「~ワンターンキル姉さん~」は基本的には最強の「姉」が前面に出てこないのですよね…あくまで主人公のサポート的な位置に居るのですよね。
翻って「通常攻撃が全体攻撃で~」の最強「母」はガンガン前に出てくる感じ…、だった気がするのですよ。
最強「姉」があまり前面に出てこない事で主人公の成長を描くための尺が増えるというか主人公メインの物語を描く事が出来るのですよね。

 

まぁこれは実は良し悪しもあって…最強「姉」が前面に出てこない事でタイトル詐欺とまでは言わないけどさぁ、姉が中心に居ない・姉がサポート役になってしまっているのがタイトルとの乖離を感じちゃうのよね。
いやね、これがもし仮にタイトルが「【ウチの】姉が~」みたいな感じであればタイトルから『主人公(の存在)が見える・感じられる』のでタイトルとの乖離も小さくなるとは思うのですがね…。

(「通常攻撃が全体攻撃で~」の方は最強母が前面に出てガンガン活躍する感じなのでタイトルとの乖離感はないのですが、その分主人公の成長をメインに描き難くなっているというのが問題、、、という気がする)

 

 

あとはどうでも良い事ですが、ヒーラーのキャラが気になるというか…なぜあんな癖のあるキャラにしたのだろうか。。。
いや、その見た目から普通に正統派・清純ヒロインキャラにすれば良いのになぁと思った訳なのですよ…他に正統派・清純ヒロインキャラが居ないのだからその枠で良いだろうと思うのですがね…。

 


最後に締めの展開・最終話について。
なんかひどくどうでも良い話で終わったな、という感じ。
もう少しなんかさぁ最終回っぽく締めようや、シリーズ構成がんばろうや。
適当にぶん投げて終わった感じが残念でしたね。。。

 

 

作品の評価としては、可もなく不可もなくとなります。

 


以上