アニメ「くまクマ熊ベアー」


録り貯めしていたアニメ「くまクマ熊ベアー」を一気観しました。
以下、多少のネタバレを含む感想となります。


最近は異世界転生・転送物も手を変え品を変えで
異世界+料理であったり、
異世界+本であったり、
異世界+医者であったり…
などがありますが、
この作品も
異世界+非バトル物(ゆるゆる系)となります。
(バトルが全くない訳ではありませんが…)

 

異世界~ファンタジーの世界へ行っても魔法や剣での生死を掛けたバトルがメインの展開にはなりません。

多分これから先もこういうゆるゆる系が増えて行くんだろうな…異世界物もすごい勢いで消費されて行ってるなぁと感じます。


で、本編の感想ですが。特に可もなく不可もなくとなります。
話に大きな起伏はありませんが、この作品の様なゆる~い異世界物もあって良いかなぁという感じでまぁ普通に楽しめました。


ただ第1話と続く第2話を観終わった時点でちょっと気になった点があります。

 

それは、この第1話は順番を入れ替えてるよね?原作ではおそらく第2話が一番最初の話じゃないの?という事です。
バトルが派手な話を時系列を入れ替えて最初に持ってきた構成のように感じます。

 

しかしこの第1話の見せ方が失敗していると感じるのです。

 

世界観を説明するための第1話…そこで舞台がゲーム世界である事が主人公がゲームにログインする場面で説明されますが、この第1話時点では、主人公が自由にゲーム世界へログイン/ログアウトしている様に感じられます。

 

しかし、3話以降の話で主人公がゲーム世界と現実世界を自由に行き来している描写はないのです(ログアウトできない描写が描かれています)。

 

この2話と1話の入れ替えが原作準拠ではないのなら何故そんな訳わからなくなる構成にしたのか制作側のその意図が不明です。
第1話の画にゲームへのログイン/ログアウトの場面を入れるべきではないでしょう。


こういうゆるゆる系は嫌いではないので(同じ様な異世界物の作品が増えて行けば嫌になりますが…)作品自体の雰囲気は悪くはないのですが、制作側が余計な編集しているのがちょっと気になりました。


以上