アニメ「骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中」 ~感想

録り貯めしていたアニメ「骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中」を一気観しました。
以下、多少のネタバレを含む感想となります。


やはりどうしてもオバロの冒険者モモンを思い出してしまう。
この作品、オバロの後発作品だよな多分。
それなのによくこんなパッと見パクリみたいな作品を創ろうと思ったよなと不思議でならない。


また、物語中に仮面で変装して戦うシーンがあるのですが、これってオバロの嫉妬マスクのパクリだよね(アニメ感想とは全く関係ないのですが嫉妬マスクというとどうしてもパッパラ隊を思い出してしまうね…ガンガンっ子の俺は)。
オバロの冒険者モモンのパクリ…似ているだけならともかく、嫉妬マスクのアイデアまでパクっ…似せちゃうのは、ちょっとねぇ…。
もうこれ以上罪を重ねるのは止めようや…。。。クリエイター/創作家として恥ずかしくないのか…。
(姿を変えたいのなら幻覚魔法か変身魔法かなんか使えないのか?色んな魔法使えるみたいだけどなにが出来て何が出来ないのかがさっぱり分からんのよ、そゆところもダメ)

 


あと、食事してんのだけどどうなってんの?骨だよね?飲み食いしたものどこに入ってんの?下に流れ落ちてんの?
味覚あるの?それよりも食欲あるの?空腹感じるの?食べないと餓死するの?それに食欲があるのなら性欲はあるの?睡眠/休息は必要あるの?
ホントそこら辺の設定が何の説明もされんからさっぱりわからん…オーバーロードと違ってね。
また、転移後人間を普通に何の抵抗・躊躇いもなくぶった切っていたけどどういう心境なんだろ?
(ちなみにオーバーロードは食事、休息・睡眠も必要ないという設定。また転移時に精神もアンデッドのそれに変異しているため躊躇なく人をヤれるという設定)

 


さらに話の内容も詰まらんのだよね。そこいらにゴロゴロ転がっているなろう系と何ら変わらん。事件→無双→事件→無双→事件→無双…の繰り返し。
そしてその無双するのに必要な「強さ」の設定がまた分からん。
エルフ母に手も足も出なかったり、ムキムキ忍者と力比べして互角みたいな描写があったりと主人公の強さ設定がイマイチ分からんのよ。ホントに強者なの?現地人に主人公より強い強者が普通に居る設定なの?

 


他に、ところどころ入るエロシーンが下品という問題もありますね。
物語展開に必須なら別にエロ、グロシーンも許容するのですが、物語展開上必須のシーンではない、ただただ男性視聴者(読者)へのサービスシーン的な意味しかない様に思われ、それが下品に感じるのです


主人公周りの設定、強さ設定、詰まらない話の展開、下品なお話、とパクリ要素、、、なろう系なんてこんなもんだよねの典型な作品。
主人公の目的/目標もないし(呪いを解くという嘘の目的はありますが)今後展開が面白くなるとも到底思えません。
作品の評価としては、可もなく不可もなくとなります。


以上