アニメ「アキバ冥途戦争」 ~感想

録り貯めしていたアニメ「アキバ冥途戦争」を一気観しました。
以下、多少のネタバレを含む感想となります。


第1話を観て「え…???(ポカーン)」だった作品。
「優」評価作品「SHIROBAKO」を制作したP.A.WORKSのアニメーション制作だったので期待していただけにガッカリな作品でした。
(EDクレジットを見てると「SHIROBAKO」で見た名前の演出家も居たりするのですが人材の無駄遣いというか活かせていないというか…まぁ監督、脚本家でハズレ引いた感じですね)

 

視聴前はアキバメイドのお仕事モノ(リアル系路線のお話)かと思っていたのですが第1話でメイドさんが血をピューピュー噴き出して絶命するコメディ的なノリのバイオレンスギャグ作品でした。
ホントP.A.WORKSはなぜこの作品を創ろうと思ったのか…監督、脚本、プロデューサーのインタビュー記事をちょろっと読んだ(途中で読むのやめました)のですが、なんか内輪だけで面白がってるだけ(観てるこちらとしては全く面白くないのに…)という感じを受け余計にこの作品へのイライラもとい残念感を強めましたとさ。。。

 

 

ギャグやるんだったらもっと振り切ったギャグにすれば良いのに…。中途半端に真面目に任侠ものっぽくやって人死にが出てるから笑って観る事も出来ない…。
「邪神ちゃん~」の様な完全ギャグ作品に振り切ってしまえば、たとえメイドが銃で撃たれて血流して倒れても次のカットでは何事もなかったかの様に復活して…とまだ楽しく観れると思うのですが、なぜこんなつまらんオリジナル作品を創ってしまったのかP.A.WORKS…ホントガッカリ、残念ですわ。。。

 

基本的に第1話から最終話まで同じノリで早よ終わらんかなぁと思って毎話観てました、苦行アニメでした(無理やり褒めるなら、第1話で話の方向性が分かる造りは良いと言えますね)。

 


ギャグ作品として中途半端でありもちろんストーリー物としても評価できず
作品の評価として、限りなく「不可」寄りの可もなく不可もなくとなります。


以上