アニメ「冰剣の魔術師が世界を統べる」 ~感想

録り貯めしていたアニメ「冰剣の魔術師が世界を統べる」を一気観しました。
以下、多少のネタバレを含む感想となります。

 

全話観たはずなのにほとんど内容を覚えてない、そんな作品。

 

最強の力を持つ主人公が学園へ入って…というなろう系のテンプレ展開から始まる話。
主人公は転生した訳ではないのですがまだ若いながらも最強の力を持っていたみたいで
幼い頃から戦いに明け暮れていた主人公を年相応に学園に通わせようと(親替わりの元同僚たちが提案して…)いう所から始まるのですが、学園で出逢ったヒロイン達が主人公に惚れるハーレム展開というお定まりの物語。

 

ヒロインも4~5人が登場しますがホント表面的な属性のみ与えられた様なキャラばかりで中身がない、魅力がない、薄っぺらいキャラとなっているのですよね。

 

 

お話に独自性もなくキャラも薄いではそりゃ記憶に残らないってもんですわ…。

 


強さ設定もよう分からん。何が凄いのかよう分からんし、強さの程度…彼我の戦闘力の数値化がおそらく全然できていないと思われる。

 


あと、この作品世界の魔法はプログラム的に魔法を構築しているみたいだけど…、バトルシーンで描写があったけど戦闘中にあんなコーディングみたいな事をいちいちやってんの?
アホじゃないの?のんきにコーディングなんかやってる場合じゃないだろ。
プログラム的な設定を取り入れるなら魔法を事前にパッケージ化していてインポートして使うみたいな事にすれば良いと考えるのですが…、刹那の攻防を行う戦闘中に毎回毎回時間かけてやっとられんやろ、と感じるのです。

 

 

あとこれはどうでも良いけど、終盤に出てきたあの獣みたいな敵のキャラデザは好きでしたね。

 

 

お話、キャラ、設定とどれをとっても、まぁなろう系だなぁ、こんなもんだなぁと感じるレベルであり、突出した面白さを感じる部分もなく、とがった設定もなく…と
作品の評価としては、可もなく不可もなくとなります。

 


以上