アニメ「終末のワルキューレII(前編)」 ~感想

録り貯めしていたアニメ「終末のワルキューレII(前編)」を一気観しました。
以下、多少のネタバレを含む感想となります。

 


基本的な感想は無印(第1シーズン)の頃と変わらない…。

作者の頭…想像力というか物語創造能力というか世界観設定に納得がない、頭の悪い「Fate」という感じでこの作品中の「神」という存在が人間に毛が生えた程度でしかないというのが意味分からんのですよね。

 

 

人間に毛が生えた程度の強さしかもっていない「神」設定だから「神」を殺せる・傷つける事が出来る武器を人間(偉人)が持っただけで「神」と対等に戦えるようになっているのよね…そこに納得がない。。。

 

身体能力・肉体の強度諸々、人間より超常の存在である「神」の方が明らかに圧倒的に上だろうという俺の認識なのだけどなぜかこの作者の頭の中では人間とほぼ変わらない認識・設定なのですよね…まずそこに納得がない。
いやね、特殊な武器を持つことで攻撃力の面では同等になる…そこは別に良いよ。しかし「神」の攻撃を受けても試合続行できる人間の防御力というか肉体強度おかしいでしょ…なに?過去の偉人は例えば銃弾を喰らっても変わらず平然と戦えるような人間達だったの?違うでしょ?おかしいでしょ?
なぜその設定でおかしいと疑問に感じないのか、そこに納得がないのですよ。
Fate」の場合はあくまで相手も人間(偉人同士)ですからね…お互い多少不思議な能力を持っていたとしてもまぁ勝負になるのは分かる・納得するのですよ、、、しかし「Fate」との差別化のためにか知らんけど作者が大して考えもせず相手を「神」にしたのが今作「終末のワルキューレ」。
考えの足りない設定、世界観に納得がなく「頭の悪い」と断ぜざるを得ないのですよね。

 

(もし憑依?したワルキューレが(攻撃力の面だけではなく)人間の防御力・肉体強度も上げているとしてたらそれはもう偉人の力・能力ではなくワルキューレ達が凄いというお話になりますね)

 


また「神」の方の身体能力・肉体強度も人間に毛が生えた程度の設定な訳ですが、だとすると仮にワルキューレが近代兵器(マシンガンやミサイル、戦車)などに変身すればすぐに・楽に勝負の決着がつくんじゃないの?という疑問もあります。「神」の身体能力・肉体強度が人間とほぼ変わらないとするのならね、「神」を殺せる・傷つける事が出来る武器…近代兵器さえあればどうとでもなると思う訳なのですよ。。。そこに発想が行かない作者の頭にまたまた納得がないのですよね。。。

 


と、この辺りはホント無印(第1シーズン)で語った事ほぼそのままなのですね…今作「~II(前編)」の感想・印象も何も変わらない、多分以降もずっと変わる事ないのだろうね。
(そしてこれも前回の感想で語った事ですが勝ち抜き戦方式ではない団体戦設定の問題…。勝ち抜き戦ならまだ面白くお話の構成もできるかもなのですが…今後の展開も面白くなりそうにない、6勝6敗になる展開か旗色が悪くなったらバトルロイヤルにでも移行するのかという展開じゃないの?と)

 


で、今回のお話の内容についてですが、
ジャック・ザ・リッパーって詳細不明の人物を出してなんか適当に作ってんなぁ。。。(詳細不明だからやりたい放題、なんでもありだな)


隠れて女ばかり狙うような奴が正面からまともに戦って強いとは俺には全然思えない・納得がないのですがね、作者はそういう想像はないんだろうな、やっぱり合わないんだろうな(これまでの世界観・設定・キャラクターに悉く納得がない)。

(捕まらなかったという事実から暗殺・隠密系の特殊能力を持ってたとかの設定の方がまだ納得を感じる)

 

 

続いての雷電も。
所詮は一力士だろ?それがインドの神たちのトップと渡り合えるとか全く納得を感じないのだが…。(やっぱり合わないんだろうな(これまでの世界観・設定・キャラクターに悉く~以下略)

 


そして今シーズンは2試合のみの消化…テンポ悪いね。
これも以前書いた事だけどその試合でしか意味がないキャラ達なんだから(以降はもう出番がない…特に負けた側が死亡するのでね)尺を使うのほぼほぼ無駄なのよね。
決着がついたらすぐに退場しちゃう・いなくなっちゃうキャラを長々と描いてどうすんの?せめて勝ち抜き戦設定なら少しはキャラが活かせたかもだけど…(やっぱり合わないんだろうな(これまでの世界観・設定・キャラクターに~以下略)。

 

 

無印(第1シーズン)と変わらずホント色々とダメなところが目立った作品でした。


作品の評価としては、可もなく不可もなくとなります。
(次のシーズンでは「不可」寄りの~になっちゃうかもね)

 


以上