アニメ「トニカクカワイイ (シーズン2)」 ~感想

録り貯めしていたアニメ「トニカクカワイイ (シーズン2)」を一気観しました。
以下、多少のネタバレを含む感想となります。

 


シーズン1の頃からほとんど何も変わっていない…新キャラがちょこちょこ出たくらいでほとんどお話が進展していない今作「~(シーズン2)」でした。
基本的に全編に渡って主人公とヒロインがイチャイチャするだけの中身のないアニメでしたね。
いやまぁ、この作品の見方としてはそのイチャイチャをニヤニヤしながら観るというのが正しいのでしょうが…、さすがにシーズン1と同じ感じのをもう1クールもやられたらキツイわ。。。


シーズン2になってからの新キャラ登場は良いけどさぁ(特にあの婆さんは今後の展開の重要人物だろうから良いけど…)、もう少しテンポよくしてお話・物語を進展させりゃ良いのに、2クール分使って中身のないお話ばかりでほぼほぼ進展してないからね。
作品としての構成がおかしいわ…、、、「ハヤテのごとく」の作者 畑健二郎の作品だから許されてる・甘やかされてる・贔屓されてるのだろうなと感じるよ。。。

 

アニメ化したってことはある程度の人気は獲得してたのだろうけど…ホントに人気あったのか?俺だったらこんな中身のない話を長々と(アニメにして2クール分も)続けられたら堪ったもんじゃないよ。
本当の・本物の「ファン」なら良いけどさぁ何でもかんでも肯定、受け入れる様な妄信・狂信する「信者」になったらいけないよな…ダメなものはダメ、つまらないものはつまらないと声を上げられる読者でないと。。。
前作が好きだったから~、好きな作家の新作だから~と惰性で、盲目的に漫画を読んで肯定・受け入れるだけなのは健全じゃないと思うのよね…。
まぁ俺は特にファンでもないし原作も買ってないからよう知らんしどうでも良いのですがね。。。

 

 

で、シーズン1の感想でも述べている俺が感じる疑問点が今作「~(シーズン2)」でも昭からにならないままだったのがやはり一番の問題かな。。。

 

ヒロインは不老不死っぽい設定なのですが…、通常こういった(不老不死or不老長寿/人間の寿命をはるかに超える生物・種族の)設定でよくあるのが「自分(この作品の場合ヒロイン・司)より確実に早く死んでしまう種族(人間)を愛した場合、確実に訪れる愛する者との「別れ」が辛くという考えから、誰も愛さない・他人と関わらない~みたいな性格・キャラクターになるのが常なのですよね…。

 

 

それなのになぜ主人公を愛したのか(結婚したのか)、なぜ主人公(星空)だったのか?
1000年以上の間に他に愛した者は他に一人もいなかったのか?
存在したとしたらその者との別れ・死別についてどう思ったのか?
やがて訪れる?主人公(星空)との別れ・死別をどう考えているのか?

等のシーズン1で感じた疑問が解消される事なく12話が終わってしまったのですよね。
(いや、ヒロインが主人公を選んだ理由は何となくは語られましたが、俺が言いたいのは、「自分(この作品の場合ヒロイン・司)より確実に早く死んでしまう主人公(寿命)、確実に訪れる愛する者との「別れ」が辛くという考えから、誰も愛さない・他人と関わらない~みたいな性格・キャラクターになるのが常なのに、なぜ主人公を(自分よりも短命である主人公を敢えて)選んだのか」という点なのですよね)

 


シーズン1の頃からの疑問が何も解消されないまま、物語もほぼ進展せず、シーズン1と同じ事をやられても(見せられても)ねぇ…と退屈なシーズンでしたわ。

 

作品の評価としては、可もなく不可もなくとなります。

次の「~女子高編」では多少は進展があるかね?

 


以上