アニメ「スパイ教室 2nd season」 ~感想

録り貯めしていたアニメ「スパイ教室 2nd season」を一気観しました。
以下、多少のネタバレを含む感想となります。


第1期の時の、実は8人でしたというモヤモヤする展開や8人のヒロイン達の紹介回/当番回がないままストーリー(不可能ミッション)が開始されるという納得のない構成があったため印象が悪い作品の第2期(2nd season)となります。

 


上述した様に第1期では各ヒロイン達の紹介回/当番回がないシリーズ構成だったから(一部キャラ除く)、半年ほどしか空いてないのにほとんどのキャラを覚えてない・印象に残っていませんでしたよ。
印象に残ってたのは、毒使い娘、変装娘、不幸娘くらいでしたね…、他はあぁそういえばこんなキャラも居たなぁと喋ってるのを観て何とか思い出す程度。
しかし、その中の一人(窃盗娘)はホントこんな奴居たっけ?と観ても思い出せませんでしたね。いやね、銀髪ショートのキャラってもう一人居てそういうビジュアル被りもあって本気で分かりませんでしたよ。

 

 

第1期の頃にしっかり各ヒロイン達の紹介回/当番回をやらないからこういう事になるのよね…。ホントアホなシリーズ構成やってるわね。。。
で、今作「~2nd season」からは(正確には第1期後半から)各ヒロインの当番回をやっているのですが…、紹介回/当番回というよりかは深掘り回になっているのですよね。
その順番がおかしい…、まず紹介回/当番回をやらないから顔と名前と特技が一致しないのですよ。各キャラ達に当番回の娘の名前を呼ばせて顔と名前を一致させ、その娘の特技を示す・活かすエピソードをまず最初に描かなきゃなのに、それが無くいきなり深掘り回みたいな事やられても…という感じ。

 


それに各ヒロイン回のエピソード一つ一つが長い…3~4話費やしやがるし、、、またその一エピソードの中でヒロイン一人だけの紹介/当番回ではなくもう一人入れる(一エピソードの中でヒロイン二人を消化する)様な構成にしてやがるのよね。。。
そんな事やったら当番回としての軸がブレるし無理やり二人を絡ませる事でお話・展開にも無理が生じて物語がつまらなくなる恐れがある…、実際面白くないエピソードばかりでした)
一エピソードに3~4話費やしただでさえ冗長なのに面白くない話を乱造されたら堪りませんよ。

 

 


今作「~2nd season」のラストエピソードも、散々引っ張った挙句、なんじゃそりゃなラスボスのあっけなさの最後…。

 

 

8人ものヒロインを登場させていますが、キャラを魅せる・活かす事が出来ない・エピソードが作れないのであればそんなに出す必要はなく素直に実力に見合った2~3人程度でお話を創作すれば良いのに…と感じますね。

 

 

作品の評価としては、可もなく不可もなくとなります。

 


以上