アニメ「アンダーニンジャ」 ~感想

録り貯めしていたアニメ「アンダーニンジャ」を一気観しました。
以下、多少のネタバレを含む感想となります。

 

 

花沢健吾が原作漫画のアニメ作品。
花沢健吾は俺の中で評価が微妙だったのですが、今作で更に微妙になった感じ。

 

花沢健吾作品は以前から知ってはいました。もうかれこれ15、6年くらい前になるのか「ボーイズ・オン・ザ・ラン」が(この漫画がスゴイ的な本で)話題になっていた当時、
取り敢えずまずは花沢健吾作品の完結済みの作品である「ルサンチマン」を(全4巻と手軽さもあったので)購入して読んだのですよね。
どんな話だったかは今はもう覚えていないのですが…感想はまぁ面白いは面白いけど俺はそんなにはハマらなかったかなぁ、という感じ。
で、その後「ボーイズ・オン・ザ・ラン」も読んだのですが(購入はしないで多分ブックオフかどこかで立ち読みしたんだっけかな)、序盤、中盤までは面白い感じだったけど以降がなんか盛り上がらず俺には合わないかなぁ、という感じで途中で読むのを止めた覚えがありますね。

 

 

そんな「ルサンチマン」、「ボーイズ・オン・ザ・ラン」のイメージから花沢健吾の作品は導入・序盤は面白けど中盤以降は尻すぼみになるという印象の作家なのですよね。
(俺の中で同じ様な(導入・序盤は面白いけど中盤以降尻すぼみ)タイプの印象の作家/漫画家として「岡本倫」が居ますが「岡本倫」は尻すぼみというか最後をぶん投げる/取っ散らかすイメージでたちが悪い感じね)

 

 

直近の作品である「アイアムアヒーロー」は映画化で話題になったこともあり作品自体は認識していましたが、従来のイメージから俺には合わない作品だろうなぁと観ていませんでした。
そんな中での花沢健吾の最新作である「アンダーニンジャ」…、花沢健吾に対する認識.評価が良い方向へ変わるかもと期待しての視聴でしたが、残念ながら変わることなくというか更に微妙になったと感じのでしたよ。

 


なんだろ?売れっ子作家・花沢健吾が「アイアムアヒーロー」後の作品として期待され・急かされ描かされたためであろうか今作に至っては導入・序盤から面白いと感じることがなかったのよね。
主人公をはじめキャラクターの魅力も薄いしストーリーと上手く絡んでないしでただただ物語が流れて行ってるだけ・それを眺めてるだけでキャラやストーリに入り込むことが出来なかったのですよね。キャラも構成も設定も結構メチャクチャよね…。

 


最終話でのあの展開…まさかあんな終わりになるとは想像してなくて驚いたけどさぁ、「だから何?」「お、おう」「はあ…、ふ~ん」「へぇ、~ほぉ」な感じでそれ以上の感情はなく今後の展開にドキドキ・ワクワクするという感じではなく今と変わらずただただ物語が流れて行くのを眺めてるだけ作品だろうなとしか感じないのですよね。
(良く言えば先が読めない…悪く言えば、先の展開を楽しむほどキャラ、物語に入って行けない/別にどうでもいいや・興味が湧かない、考えるだけ無駄な気がする…ただただ物語が流れるだけ、それを眺めてるだけでいいや、て感じなのですよね)

 

 


未だ物語途中ではありますがこれから先面白くなるとは(評価が上がるとは)思えない感じ…、
作品の評価としては、可もなく不可もなくとなります。

 


以上