アニメ「最近雇ったメイドが怪しい」 ~感想

録り貯めしていたアニメ「最近雇ったメイドが怪しい」を一気観しました。
以下、多少のネタバレを含む感想となります。


驚くほどに中身がないアニメ。
第1話での導入説明が済むと、子供ご主人様をからかうメイドとそれに対し他意なく自分の気持ちを素直にド直球で返してくる子供ご主人に逆にメイドの方がドギマギしてしまう、というフォーマットが示されます。


あとはそのフォーマットの繰り返し…、、、途中で新キャラの登場などがあったりしますが基本的には第1話から最終話まで同じフォーマットが繰り返し展開されるだけのお話となります。
なのでこの作品のメインストーリー、設定面を知るだけなら第1話と最終話を観れば事足りるのですよ。
(別に、子供ご主人の同級生キャラやその同級生の執事、元同僚のメイドなんかのキャラはメインの設定、ストーリーには絡んでこないので特別必要な訳ではないのですよね、賑やかし程度の意味しかないのよね)

 

というくらいに(第1話と最終話以外は必要ないと感じるほどに)中身のないスカスカの作品だった訳ですよ。
第2話以降はホント録画分をただただ消化するためだけの視聴という感じで退屈でしたよ。

 

 

上述の様に中身については語る事が無いので、設定面というか絵のタッチというか作品全体の雰囲気のちぐはぐさについて。
第1話を観ていたら、洗濯機や掃除機が出てきて「え?現代が舞台の話だったの?」と驚きました。
続けて、昼がうどんという会話で「え?日本だったの?」更に驚かされます。
メイドや執事が当たり前に居る世界観そして主人公の容姿から、中世貴族社会の西欧が舞台とばかり考えていたのでちぐはぐさが凄いのですよね。
なぜ現代日本を舞台にしたのだろうかね?主人公やメイドの設定を見ても特に現代日本である必要がある様に思えなかったけど…。


あと、主人公の子供具合があまりに酷すぎる感じもしますね…俺が作品を観て感じた主人公の年齢ですが小学校低学年~中学年くらいでしょうかね?
もしそれ以上の設定だとしたらあの主人公の言動は「幼さゆえ」では済まされない、ただのアホの子供になってしまいますよ。

 

まぁストーリーと同じで舞台設定やキャラ設定もスカスカで考え込まれていないのでしょうね…。

 

作品の評価としては、可もなく不可もなくとなります。


以上